歴史
1496年(明応5年)、中田安行の開基である。安行は当地の豪族で、地名の「安行」の由来となった人物である。安行は所領を守るために敵兵を殺傷してきたが、殺生を重ねていることに良心の呵責を感じていた。そこに旅の禅僧が立ち寄り、安行の心の苦しみを救った。安行はこの禅僧に感謝して、彼を開山とする寺を創建することになった。この禅僧は龍穏寺第7世住職の節庵良筠である[1]。
当寺では、約200年前の第19世住職海牛禅師より灸の施術を行っている。現在も「お灸の金剛寺」として知られている(施術については要予約)[1]。
文化財
交通アクセス
- 新井宿駅より徒歩28分。
脚注
参考文献
- インデックス編集部 編『訪ねてみたい埼玉のお寺』インデックス、2006年