野左根 航汰(のざね こうた、1995年10月29日 - [1])は、千葉県出身のモーターサイクル・ロードレースレーサーである。
野左根 航汰 | |
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2016年 | |
生年月日 | 1995年10月29日(27歳) 千葉県 |
現在のチーム | (GRT Yamaha WorldSBK Team) |
ゼッケン | 3 |
2021年現在スーパーバイク世界選手権にGRT Yamaha WorldSBK Teamから参戦している。
経歴
2006年から2014年まで阿部典史が立ち上げた「Team Norick」に在籍。2006年当時のチームメイトは山田誓己と近藤湧也であった。2010年に全日本ロードレース選手権へのフル参戦を開始。翌2011年よりJ-GP2クラスに参戦。2013年にタイトルを獲得した[1]。この間、2012年および翌2013年には ロードレース世界選手権Moto2クラスにワイルドカードおよび代役として参戦した。
2014年にはJiR Moto2 からMoto2クラスへの参戦を発表していたが、一身上の都合により参戦を取りやめ 引退を決意するがスポンサーや周りからの説得により 日本での参戦を決意することとなり 全日本ロードレース選手権に「NTSチームノリックヤマハ」よりJSB1000クラスに参戦。チームノリックの阿部光雄監督が急遽立ち上げたチームのため、ほぼノーマル仕様のマシンであった[2]。ランキング8位。
2015年、ヤマハが新たに立ち上げた「YAMALUBE RACING TEAM」に移籍。ランキング7位。
2016年、引き続きJSB1000クラスに参戦。ランキング5位。同時にFIM世界耐久選手権
参戦。YARTteam Marvin Fritz, Broc Parkes,Kohta Nozane ともに表彰台2位を獲得する。
2017年、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」に移籍。中須賀克行がチームメイトとなった。ランキング5位。
この年、ジョナス・フォルガーの代役としてMonster Yamaha Tech 3から、参戦。
転倒リタイヤとなるが バレンティーノ・ロッシから高評価を得る。
2018年、引き続きJSB1000クラスに参戦。ランキング4位。
2019年、引き続きJSB1000クラスに参戦。第6戦岡山国際サーキットでレインコンディションの中、圧倒的な速さで優勝。ランキング3位。
2020年、開幕戦のスポーツランドSUGOでは 2連勝を獲得した。第2戦の岡山国際サーキットは台風のため中止。第3戦のオートポリスサーキットではレース1は途中赤旗によりレース成立となり優勝。第4戦のツインリンクもてぎのレース1は雨の中、終盤まで中須賀と争っていたが、他のライダーの転倒により赤旗、レース成立となり優勝。レース2ではスタートからレースをリードし圧倒的な速さで優勝した。第5戦の鈴鹿サーキットのレース1では中盤までレースをリードするも中須賀にパスされ2位となったが、この段階でタイトルが決定し年間チャンピオンを獲得。レース2ではレースの大半をリードし優勝を果たした。
主なレース戦績
- 2009年 - 全日本ロードレース選手権GP125第6戦スポット参戦し19位 伊藤レーシングGMDスズカ ヤマハ・TZ12
- 筑波選手権シリーズチャンピオン、東日本チャレンジカップランキング2位
- 2010年 - 全日本ロードレース選手権J-GP3ランキング9位 ウェビックチームノリックヤマハ ヤマハ・TZ125
- 2011年 - 全日本ロードレース選手権J-GP2ランキング7位 ウェビックチームノリックヤマハ ヤマハ・YZF-R6
- 2012年 - 全日本ロードレース選手権J-GP2ランキング3位 Webike Team Norick YAMAHA ヤマハ・YZW-N6
- ロードレース世界選手権Moto2クラススポット参戦
- 2013年 - 全日本ロードレース選手権J-GP2ランキング1位 ウエビック チームノリック ヤマハ ヤマハ・YZF-R6
- ロードレース世界選手権Moto2クラス第16~18戦参戦・TSR6
- 2014年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング8位 NTSチームノリックヤマハ ヤマハ・YZF-R1
- 2015年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング7位 YAMALUBE RACING TEAM ヤマハ・YZF-R1
- 2016年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング5位 YAMALUBE RACING TEAM ヤマハ・YZF-R1
- 2017年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング5位 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハ・YZF-R1
- 2018年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング4位 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハ・YZF-R1
- 2019年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング3位 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハ・YZF-R1
- 2020年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング1位 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハ・YZF-R1
- 2021年 - スーパーバイク世界選手権ランキング14位 GRT Yamaha WorldSBK Team ヤマハ・YZF-R1
- 2022年 - スーパーバイク世界選手権ランキング20位 GRT Yamaha WorldSBK Team ヤマハ・YZF-R1
ロードレース世界選手権戦績
シーズン別
年 | クラス | 車両 | チーム | 出走回数 | 優勝回数 | 表彰台数 | ポールポジション | ファステストラップ | ポイント | 順位 |
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2012年 | Moto2 | FTR | SAG Team | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | NC |
2013年 | Moto2 | (モトビ) | JiR Moto2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | NC |
TSR | Webike Team Norick NTS | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
2017年 | MotoGP | YAMAHA | Monster Yamaha Tech 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | NC |
合計 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
レース別
年 | クラス | 車両 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 順位 | ポイント |
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2012年 | Moto2 | FTR | (QAT) | (SPA) | (POR) | (FRA) | (CAT) | (GBR) | (NED) | (GER) | (ITA) | (IND) | (CZE) | (RSM) | (ARA) | (JPN) DSQ | (MAL) | (AUS) | (VAL) | NC | 0 | |||
2013年 | Moto2 | (モトビ) | (QAT) | (AME) | (SPA) | (FRA) | (ITA) | (CAT) | (NED) | (GER) | (IND) | (CZE) | (GBR) | (RSM) | (ARA) | (MAL) | (AUS) 17 | (VAL) Ret | NC | 0 | ||||
TSR | (JPN) 16 | |||||||||||||||||||||||
2017年 | MotoGP | ヤマハ | QAT | ARG | AME | SPA | FRA | ITA | CAT | NED | GER | CZE | AUT | GBR | RSM | ARA | JPN Ret | AUS | MAL | VAL | NC | 0 | ||
2023年 | Moto2 | カレックス | POR DNS | ARG | AME | SPA | FRA | ITA | GER | DUT | GBR | AUT | CAT | RSM | IND | JAP | INE | AUS | THA | MAL | QAT | VAL | NC | 0 |
スーパーバイク世界選手権
- (凡例)
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
Year | Bike | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | Pos | Pts | ||||||||||||||||||||||||||
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R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | R1 | SR | R2 | ||||
2021年 | YZF-R1 | (SPA) 14 | (SPA) 9 | (SPA) 12 | (POR) 15 | (POR) 15 | (POR) 13 | (ITA) 13 | (ITA) 12 | (ITA) 13 | (GBR) WD | (GBR) WD | (GBR) WD | (NED) Ret | (NED) 15 | (NED) 12 | (CZE) 14 | (CZE) 15 | (CZE) 14 | (SPA) 11 | (SPA) 11 | (SPA) Ret | (FRA) 17 | (FRA) 16 | (FRA) 14 | (SPA) 11 | (SPA) Ret | (SPA) 10 | (SPA) 13 | (SPA) C | (SPA) Ret | (POR) 14 | (POR) Ret | (POR) 13 | (ARG) 15 | (ARG) 14 | (ARG) 14 | (INA) 15 | (INA) C | (INA) 7 | 14位 | 64 |
2022年 | (SPA) 18 | (SPA) 18 | (SPA) Ret | (NED) 17 | (NED) 14 | (NED) Ret | (POR) 14 | (POR) 11 | (POR) 13 | (ITA) 12 | (ITA) Ret | (ITA) 16 | (GBR) 19 | (GBR) 17 | (GBR) 18 | (CZE) 18 | (CZE) 16 | (CZE) 13 | (FRA) 17 | (FRA) 16 | (FRA) 15 | (SPA) 16 | (SPA) 13 | (SPA) 15 | (POR) 15 | (POR) 20 | (POR) 20 | (ARG) 21 | (ARG) 16 | (ARG) 16 | (INA) 15 | (INA) 20 | (INA) Ret | AUS Ret | AUS 17 | AUS 16 | 20位 | 15 |
鈴鹿8時間耐久ロードレース
開催年 | バイク | チーム | パートナー | 総合順位 |
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2016年 | ヤマハ・YZF-R1 | YART Yamaha Official EWC Team | ブロック・パークス/藤田拓哉 | 4位 |
2017年 | ヤマハ・YZF-R1 | YART-YAMAHA | ブロック・パークス/マービン・フリッツ | 5位 |
装備品
その他
脚注
外部リンク
- Profile on MotoGP.com
- 2017はじめまでのウェビックチームノリックヤマハの公式ホームページ
- ウェビックチームノリックヤマハの公式ホームページ