野坂山地(のさかさんち)は、滋賀県と福井県若狭地方に跨がる山地。琵琶湖国定公園特別保護地区。
地質的には江若(こうじゃく)花崗岩類と呼ばれる花崗岩類が広く分布する[1]。
若狭と京都を結ぶ交通の要衝で、古くは愛発関が置かれていた。かつては(北国街道)(西近江路)や鯖街道(若狭街道)や塩津街道が通った地である。
自然環境
環境省の植生調査によると、野坂山地の野坂岳から三国山に至る稜線一帯は、最も自然度が高い「植生自然度9」の森林が、福井県内で最も広範囲に残されている地域である。 [2]
風力発電所の建設計画
東京都に本社を置く株式会社グリーンパワーインベストメントが、芦谷山とその南西の庄部谷山から伸びる尾根筋一帯に、ローター直径約100~140m、最大高約140~190m、単発出力約3,400~4,200kWのプロペラ型(風力発電機)約20~25基を設置し、総出力最大105,000kWの(仮称)美浜新庄ウィンドファームと呼ぶ風力発電所を建設しようとしている。 [3]
所属する山々
通過する主な道路
通過する路線
出典
外部リンク
- 株式会社グリーンパワーインベストメント
- 環境省 環境影響評価情報支援ネットワーク - (仮称)美浜新庄ウィンドファーム発電事業