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那須川天心 対 武尊戦

那須川天心 対 武尊戦は、THE MATCH 2022のメインイベントとして行われたキックボクシングの試合。開催年月日:2022年6月19日、会場:東京ドーム、主催者:THE MATCH 2022製作実行委員会。

THE MATCH 2022
那須川天心 vs. 武尊
開催日 2022年6月19日
認定王座 ノンタイトル戦
開催地 東京都文京区
会場 東京ドーム
観衆 56,399人[1]
リングアナ 太田真一郎
放送局 ABEMA
実況・解説 解説:魔裟斗朝倉未来伊藤隆、(中村拓己)
実況:矢野武
主催 榊原信行(RIZIN)
(豊田茂)、中村拓己(K-1)
伊藤隆(RISE)

那須川天心 対 武尊
神童 ナチュラルボーンクラッシャー
比較データ
23歳 年齢 30歳
千葉県松戸市 出身地 鳥取県米子市
41戦 41勝 (28KO) 無敗 戦績 41戦 40勝 (24KO) 1敗
165cm 身長 168cm
57.95kg 体重 58.0kg
サウスポー 特徴 オーソドックス
RISE世界フェザー級王者
ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者
ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王者
評価 第4代K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者
K-1 WORLD GP3階級制覇王者
Krushフェザー級王者

結果 那須川天心が5-0で判定勝ちを収めた。
主審 豊永稔
副審 小川実・秋谷益朗・梅木良則・箱崎雄三・豊島孝尚

格闘界史上最注目の興行で、“世紀の一戦”と格闘ファンのみならず、日本中から対戦が長らく熱望されていた[2]

対戦決定後の概要

2021年12月24日、都内で記者会見が行われ、2022年6月に両者が対戦することが発表された。体重は前日計量で58kg契約、当日計量もあり4kg戻しまで、のリカバリー制限。ワンキャッチワンアタックアリのキックボクシングルール、判定基準を明文化し、ルールはこれから詳細を詰める予定との発表がなされた。そして「年明け頃にイベントタイトル、主催組織、配信と放送局、その他チケットの問い合わせ先」を発表したいとした。RIZINのCEO・榊原信行は「天心選手は4月でキックボクシングを引退する予定だったので、武尊戦のためにキック引退を先延ばしする事は天心のボクシングキャリアにとってマイナスな事になるし、ボクシング関係者にもご迷惑をかけてしまう事になるが、関係各位にご理解いただいて実現させる事ができた」とコメントした。なお、武尊は「判定やドローは要らないので、延長無制限で」と希望していたが、榊原は「僕はPRIDE時代に桜庭和志 vs ホイス・グレイシー15分無制限ラウンドでやって90分も闘わせちゃったことがあるんですよ。無制限ラウンドって言ったときにジャッジのメンタルで働くのは、みんな勝敗・優劣を付けるの怖がるから、ドロー、ドロー、ドローで、終わりがないじゃないですか。僕は放送局との尺の問題とか、これから地上波放送局、配信局とかいろんなことを考えると、まああってホント1Rとかの中で、どう決着を付けるのかってことに、これをオーガナイズする立場としてはしたいと思います。その中で、マストでどう決着をつけていくかみたいなところを模索したい。だから、武尊の思いはよーく分かります。完全決着付けるのがイコール無制限ラウンドじゃないって答えを僕が作り出せるように頑張ってやります。これは関係各位の皆さんとこれから調整をしていこうと思います」と無制限ラウンドには否定的ながら、ドロー決着無しには同意した。[3]

2021年12月31日、RIZIN.33において那須川天心のRIZINラストマッチとなる五味隆典とのエキシビションマッチが行われ、試合後に武尊がリングに入場。武尊が「6月は最高の果し合いをしよう」と呼びかけると、天心も「僕からはじめた物語なんで、僕がしっかり終わらせてやろうと思う」と意気込んだ[4]

2022年2月27日、東京体育館で行われたK-1 WORLD GP 2022 JAPANにおいて武尊がK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗とエキシビションマッチを行う。試合後の記者会見にて、武尊が4月に試合を控えている那須川天心に向け「ケガだけしないでほしい。6月に万全の状態でやり合いたいので。東京ドームで待ってます」とエールを送った[5]

2022年4月1日、ドリームファクトリーワールドワイド・K-1RISEの3社から、那須川天心 vs.武尊の試合が2022年6月19日に東京ドームで開催されることが発表された[6]

2022年4月7日、都内で試合興行に関する記者会見が行われた。出席したのは両選手のほか、RIZINの榊原、K-1プロデューサーの(中村拓己)、RISE代表の伊藤隆。大会名は『THE MATCH 2022』、ラウンド数は3分3ラウンドプラス延長1ラウンドが決定したと発表された[7]

2022年4月25日、雑誌GOETHEゲーテ6月号(幻冬舎)にて、これまで一度もメディアの取材を受けずにフィクサーとして暗躍し、かつて那須川天心陣営に対して訴訟を起こしたK-1実行委員会のトップでオーナーの(矢吹満)が藤田晋と対談し、矢吹は「K-1が100年続いていく歴史のなかで、たまにはこういう起爆剤があってもいいだろうと。ここでテレビの新しい見方を普及させる。そういう視点から、今回、K-1サイドとしては武尊選手の試合にGOを出したんです。あくまで例外です」と語った[8]

2022年6月9日、『THE MATCH 2022』の事前特別番組がABEMAにて放映され、試合で使用するグローブがウイニング製6オンスになることが発表された[9]

2022年6月15日、那須川天心 vs.武尊の特別ルールが発表され、スリーノックダウン制(1R中に3回のダウンがあった場合TKOとなる)・全ラウンド点数を公開するオープンスコアリング方式になることが決定、またジャッジは「5名」のジャッジによる5ジャッジ制で、3名以上が優勢と判定した選手を判定勝ちになることが公表された[10]

2022年6月18日、前日計量及び記者会見が行われ、那須川天心が57.95kgで50グラムアンダー、武尊がリミットちょうどの58.0kgでパスした[11]

試合詳細

契約体重とラウンド数

  • 前日計量で58kg契約。当日計量(試合の3時間前)4kg戻しまで。
  • 3分3R+延長1R。延長のみマスト判定で完全決着。

ルール

  • ワンキャッチワンアタックありのキックボクシングルール。
  • つかみは攻撃が伴う瞬間的なもののみ有効とし、相手選手の蹴り足をつかんだ際には瞬間的にキック・ヒザ・パンチのいずれか1発のみ有効。
  • 相手選手の頭部をつかんだ際には瞬間的にヒザでの打撃が1発のみ有効。
  • スリーノックダウン制で、1R中に3回のダウンがあった場合TKO。
  • 全ラウンド点数を公開するオープンスコアリング方式。

ジャッジ

レフェリー1名、ジャッジ5名の審判構成。レフェリーは採点をせず、ジャッジがそれぞれ採点をつける。5名のうち3名以上が優勢と判定した選手を勝利とする。レフェリーはRISE・RIZIN・K-1の3団体でも務める豊永稔[12]。5名のジャッジにはRISEから小川実・秋谷益朗、K-1から梅木良則・箱崎雄三、RIZINから豊島孝尚が派遣された[12]

判定基準に基づき各ラウンド10点法にて採点。延長Rの採点は延長Rのみの試合内容にて、各ジャッジが必ずどちらか一方の選手を勝者とするマスト評価にて優劣を決定する。判定基準は

  1. ダウン数
  2. 相手に与えたダメージ
  3. クリーンヒット数
  4. 積極性

の順である。

グローブとリングサイズ

試合内容と結果

2022年6月19日、那須川天心が1回終了間際にカウンターの左フックでダウンを奪い、5-0(29-28、30-28×3、30-27)の判定勝ちを収めた[13]

放送・配信

当初はフジテレビが2時間の生中継を行うことを予定していたが[14]、後に同社のウェブサイトにて本大会を放送しないことを2022年5月31日に発表した[15]。これを受けて那須川天心は「お金の為じゃねえんだよ 未来の為にやってんだよ 子供たちはどうすんだよ」、武尊は「この試合の意味を分かって欲しい。まだ諦めません」とそれぞれ自身のSNSで憤りのコメントをした[16]。なお、該当時間帯は『超ド級!世界のありえない最強映像2022』を放送した[17]

その後、2022年7月下旬から8月下旬までの間にTOKYO MXを始めとする全国独立放送協議会加盟全13局にて順次録画放送することが同年6月18日に発表された[18][19]

この他、ABEMAでもPPV形式にて生配信した[14]。本試合の反響を受けて、2022年6月20日夜にノーカット版を無料配信した[20]

反響

「ABEMA」は、この試合が1日の視聴者数で、開局史上最高数を記録したことを発表した[2]。PPVのチケット販売数は50万超え[2]。Twitterでは「#THEMATCH2022」が、日本トレンドに加え世界トレンド1位にランクイン[2]。「那須川選手」「武尊選手」「世紀の一戦」といった、大会に関連する単語が合計29個もランクインし、トレンドを常時席巻するなど、名実ともに“世紀の一戦”として、日本中が熱狂した1日となった[2]

試合実現までの経緯

2015年に対戦が浮上してからキックボクシングのパウンド・フォー・パウンドの世界最強決定戦として期待されながらも7年間かけてようやく実現に至った那須川天心 vs.武尊の経緯。実現の障害は

  1. 両選手の主戦場とする団体の敵対
  2. 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)に違反していると弁護士から指摘されているK-1の専属契約
  3. 55~58kgで戦っているが適正階級は55kgでありボクシング転向後は53.5kgに落とす事も検討している那須川天心と2018年以降は60kgを主戦場とする武尊の階級の違い

となっている。

2015年

6月8日、那須川天心が主戦場とするRISEと、武尊が主戦場とするK-1・Krushは対立・絶縁状態にあり、両団体間の選手の対戦を希望する発言自体がタブー視されていたが、BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIPの出場会見において天心は、記者の質問に答える形で「個人的にK-1のチャンピオンの武尊選手と戦いたいです」と対戦希望を表明した[21]。これに対し、K-1側は雑誌上にて「K-1に参戦するのであればジムを通して交渉し、他団体には出場しない独占契約をしてもらう」とコメントした。それを受けて天心が所属するTARGETとRISE代表の伊藤隆は「天心は打撃系格闘技のジャンル自体を背負える存在。うちは元々ニュートラルな立場なので天心をK-1にも出す。K-1が独占契約ではなく単発か複数契約であれば天心をK-1に出すのは全く問題ない」と1試合か複数試合契約であれば那須川をK-1に出場させる用意があると返答した[22]

8月1日、那須川天心がBLADEのトーナメントで全試合KO勝ちで優勝した後、「このトーナメントを制覇したんで、55kgは最強でいいですかね?あと一人やりたい選手がいるんですけど、K-1の武尊選手です。かかってこいよって感じですね。ここのリングで戦ってもいいなと思います。(武尊がK-1で優勝した時は全試合KOを逃したのに対して)僕は全試合KOしたんで、僕のほうが上じゃないかと思っています」「武尊選手と戦えるなら僕はいつでもどこでもやります。(武尊のホームである)K-1に乗り込んでもいいですし。でも僕は全部KOで倒したんで、こっちに来てくれって感じですね」とアピールし、自分が主戦場とするRISEかBLADEでの実現を希望しつつも敵地であるK-1への参戦も問題ないとした[23]

8月5日、Krushの記者会見にて、当時格闘技ニュースサイトe-fightの記者でK-1・Krushの解説者であり、後のK-1プロデューサーの中村拓己が那須川天心の対戦要求について質問すると武尊は「(天心のアピールは)人伝で聞いたんですけど、正直、僕がK-1の世界チャンピオンになった時から、世界中からK-1王者の武尊を倒したいという声がたくさん来ているんで、その中の一人としか見てないんですけど、K-1で試合が組まれるならいつでもやってやるし、僕が世界一強いと自負しているし必ず倒す自信があります」と、K-1で天心と試合が組まれれば対戦するとコメントした。また、K-1運営兼Krushプロデューサーの(宮田充)は、今後天心側と交渉する可能性について聞かれ、「僕はK-1では運営の立場ですけど、試合が決まってからが僕の仕事なので、決まっていないものについて申し上げることはないです。他の選手の試合と一緒で、契約があってからの発言だと思うので、申し上げることは今日は無いかなというところです」と語るに留まった[24]。この武尊の発言を受けて天心は格闘技専門誌のインタビューで「武尊選手と戦えるなら僕がK-1に乗り込んで僕のRISE王座とBLADE王座を懸けてもいいし、勝者ファイトマネー総取りでもいいですよ。武尊戦を含めて試合1週間前にオファーが来ても僕はいつでもやります。武尊選手は超攻撃型で強い王者だと思うけど僕が得意な相手。武尊選手の穴は見えてるし、全く攻撃をくらわずに勝てる。僕がKOできずに判定までいったら僕の負けでもいいと思ってます。それぐらい自信があります」と改めて武尊と対戦できるならK-1に出場するとコメントした。伊藤も「K-1が独占契約でなく単発か複数契約ならすぐに天心をK-1に出して武尊戦を実現させる」と再び強調した[25]。しかし、これ以降、K-1・Krush運営陣及び武尊本人は、天心を含めた交流のない団体の選手に関してのコメントを控えるようになった。

現役時代はK-1で活躍し、引退後はKrush名古屋大会プロデューサーを務める佐藤嘉洋は2015年10月発売のゴング格闘技の自身のコラムにて那須川天心 vs.武尊戦について、「なるべく客観的に述べるつもりだが、K-1に少なからず肩入れした意見になる事はお許し願いたい」と前置きした上で「天心が武尊との対戦を熱望しているのに対し、武尊は別に天心にこだわってまで戦いたいは思っていない。それなら戦いたいと希望している側が譲歩するしかない。仮に天心がK-1と単発契約して武尊に勝った後、すぐRISEに復帰したら『K-1王者・武尊に勝った男』として宣伝されるからK-1側には不利益しかないので独占契約も受けなければならない。K-1は知名度・観客動員数ともに既にRISEを上回っているのでK-1側が譲歩する必要がない。しかし、夢の対戦を実現させるためには双方の歩み寄りも必要なので、天心が独占契約した場合は『他団体のトークショーへの参加』『K-1の年間スケジュールを加味した上で年1試合は他団体への試合出場を認める』など、両者の言い分をなるべく折り合わせてみてはどうだろう」と自身の見解を記載した[26]

11月8日、RISE 108にて那須川天心は試合後のマイクで「年末にもう一勝負したいんですが、RIZINに是非とも僕を出してもらえませんでしょうか?RIZINの笹原圭一さんが来ているので是非出してください」とRIZIN参戦をアピールした。大会後の会見ではキックルールでのRIZIN参戦を希望し、「とにかく強い相手とやりたいです。K-1のほう(=武尊)もやってくれなそうなので、別にこっちから言わなくてもいいかな。いつまで言っても僕が下だと思われちゃうんで、これ以上言っても反応して来ないなら言わなくてもいいかなと」と武尊戦の見通しが立たない現状についてコメントした[27]

11月21日、K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN〜THE CHAMPIONSHIP〜にて、武尊がK-1 -55kg王座の防衛に成功し、試合後のマイクで「僕、大晦日めっちゃ暇なのでよろしくお願いします」とRIZIN参戦をアピールしてから、リングを降りて控え室に戻る花道の途中で、客席にいた那須川天心が武尊にグロープタッチを求めて「大みそかで(戦いましょう)」と対戦を直訴した[28]。那須川は同日のTwitterで「武尊選手とグローブを合わせました。大晦日でやろうと。俺はその言葉を信じます」とツイートしている[29]。また、天心はこの顛末を、自著の『覚醒』で「RIZINから正式にオファーをもらうことはできたが、大みそかに大舞台で戦うなら、対戦相手はやはり武尊選手しか考えられなかった。武尊選手もこの日の試合後にRIZIN参戦をアピールした。どちらかの団体のリングで戦うのは難しくても、第三者のRIZINのリングなら、戦える可能性がある。花道で待っていて、武尊選手には僕から話しかけた」とRIZINから正式に出場オファーを受け取った上で、地上波のゴールデンタイムに放送がある大みそかの大舞台に相応しい相手は武尊しか考えられず、なおかつ第三者のRIZINのリングでなら対戦できると考えての行動だったと記している[30]。しかし、大会後の会見で武尊は「ファンだと思ったのでハイタッチしたんですが気付きませんでした。周りがうるさかったので何を言っているかは聞こえなかったです。でも、組まれればやります」と、ファンの一人だと思い、天心だと気付かなかったとコメントした[28]。大会翌日の一夜明け会見でも、武尊は希望する対戦相手について質問を受けるが「誰でもいい。強い相手の方がアドレナリンが出まくるので、思いっきりテンションの上がる相手とやりたい」と天心には一切触れず、K-1プロデューサーの前田憲作は「K-1に出たいなら、SNSや直接会場で選手に声をかけるというのでなく、ジムや団体の代表が直訴するのが普通。そこをしっかり間違えないでやってほしいです」とコメントした[31]

12月8日、RIZINの記者会見にて武尊 vs.(ヤン・ミン)が発表され、武尊の対戦相手の選考について、RIZIN実行委員長の榊原信行は「武尊選手の対戦相手には那須川天心君も考えましたし、話もしました。RIZINの舞台でそういう思い切った団体の垣根を越えたカードが出来ないかと思いましたが、今回は時間もなくて整いませんでした」と、試合の交渉はしたが時間の不足もあって実現までいたらなかったと話し、「今ファンが見たいカードを中立な立場のRIZINで実現させたい。またチャレンジしたい」と今後も交渉を継続するとした[32][33]

2016年

1月19日、RISE 109を控えての公開練習にて那須川天心は「逃げてる奴には興味ない。武尊戦はもう別にいいですね、向こうがやりたいなら来いよって感じです。僕は本物の最強を目指すだけです」[34]とコメントした。

年末のRIZINでの対戦実現が期待されたが、那須川天心はRIZINに初出場するが、武尊は11月のK-1トーナメントで右拳を骨折して出場不可能となった。また、RIZINと協力関係を続けてきたK-1だったが、年末にRIZINとRIZIN協力団体が開催するファンEXPOに、K-1の出展ブースが無くなり、K-1の大会でRIZINの宣伝チラシが配布されなくなるなど、公式発表は無いものの事実上の協力関係解消となった。このことについて「那須川天心がRIZINに参戦するようになったと同時にK-1がRIZINとの提携を取り消したのは、武尊を天心と対戦させないために逃げた」との批判が起きた。

2017年

K-1による言論弾圧

6月18日、K-1の大会にて、武尊 vs,(パスハエフ)の解説を務めた魔裟斗が「あとはこうなったら、僕は那須川天心との試合が見たいなあ」と発言し[35]、タブーとされる天心 vs.武尊について言及する。しかしK-1は魔裟斗のこの言及を認めず、大会2日後にK-1公式YouTubeチャンネルに一旦は武尊 vs,パスハエフの試合動画をアップロードするが、すぐに削除して、魔裟斗が天心について言及した部分をカットした動画を再アップロードした[36]

8月29日、RIZIN統括本部長の高田延彦がTwitterにて「キック界の二人のスーパースター武尊 vs.那須川天心は今しかない!格闘技に携わる人間としてこんなスーパーファイトをイタズラに時間を費やし鮮度を劣化し、戦う側のキモチを壊し、大人の事情で見る側に絶望感を抱かせる大罪があってはならぬと思う、何のためにこの仕事をしてるのか原点に帰りましょう!奇跡」「武尊 vs.那須川天心!みんなの声で動かそうぜ!」と立て続けにツイートした。ところがK-1を独占放送しているABEMA格闘チャンネルのプロデューサー(北野雄司)が高田のツイートに激怒し、まずリツイートした大沢ケンジに「天心選手の周りの大人の戦略や進め方の課題であって、みんなで声を上げるとかそういう無責任な進め方は、高田さんの偏差値の限界を感じるなー。昭和かよ[37]」と皮肉交じりにツイートし、さらに高田本人に対しても「昭和かよ クソが[38]」と罵声を浴びせた。後日、高田は天心 vs.武尊の実現を煽った事を「他団体の選手のマッチメークについて軽率な発言をしてしまいました。この件に関して今後はニ度と口にしません」と謝罪ツイートし、該当ツイートを削除した[39]

10月下旬からABEMA格闘チャンネルの視聴者コメント投稿欄において、『那須川天心』『那須川』『天心』という単語がNGワード設定されて投稿できなくなるという事態が発生。この言論統制に激怒した視聴者からの猛抗議によって約2週間でこの設定は解除された[40]

12月31日、フジテレビにて全国生中継されたRIZIN KICK ワンナイトトーナメントで優勝した那須川天心は、試合後のマイクでまず「自分は世界最強を目指してるので全世界最強トーナメントをキックボクシングでやってほしいです」と言った後、「みなさん、僕と誰との試合が見たいですか?」と観客に問いかけると、多くの観客から「武尊」の声が上がった。それを受けて「この歓声の声が答えだと思いますので、来年中にやりましょう!ファンが望むカードをやるのが格闘家。僕は格闘家として生きていくと決めたので、ファンに求められる試合をします」とコメント。より一層タブー視されている状況において、生中継でのマイクパフォーマンスという直接圧力をかけられることがない状況において、自分は武尊の名前を直接言わずに観客に言わせてアピールすることで前述の高田のツイッター騒動のようなK-1側からの抗議・圧力をかわすという裏ワザを使った。また、RIZINとK-1両方の公式サポーターに就任している関根勤は、天心のアピール直後のフジテレビ生中継内において天心とハイタッチした後に「武尊選手と見たいっていうのが皆さんの声ですよね。たぶん選手はやりたいと思ってるはずですよ。だから後は諸事情ですよね」と苦笑いしながらコメントした。那須川天心は翌日の一夜明け会見でも、「別に向こう(K-1)のリングに上がってもいいかなと思いますけど……僕は“大人の事情”がすごく嫌なんです。こういうことをやっていたら格闘技界が盛り上がらない。そういうものを壊していけたらと思います」と格闘技界を盛り上げるためにK-1のリングに上がる意向を示した[41]。RIZINの榊原信行も「場所はK-1さんがやりたいというならK-1で問題ありません。こちら側の準備は整っているので、あとはK-1さん次第」と那須川天心を送り出してK-1のリングで武尊と対戦させることに問題はないとコメントした[42]

2018年

3月3日からABEMA格闘チャンネルにて毎週土曜日夜9時から那須川天心に密着取材した冠番組『VS那須川天心』のレギュラー放送が電撃決定[43]。背景にはAbema TVと同じくサイバーエージェントのグループ子会社であり、ABEMAのネット広告に投資しているCygamesが那須川とスポンサー契約したことが挙げられる。

K-1の独占禁止法違反

3月16日、K-1との契約問題によってK-1に契約を解除されたTRY HARD GYM代表代行のHIROYAが弁護士同席で、契約解除までの経緯説明と、K-1が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)違反に相当する不当な独占契約を行っている事を告発する会見を行った。契約解除の発端は、2017年12月31日のRIZIN KICKトーナメントの那須川天心の対戦相手が公募された際に、HIROYAの弟である第2代K-1スーパーフェザー級王者大雅が天心との対戦を希望したものの、K-1運営に出場可能かどうかの確認をすると出場を拒否された事だと説明し、同席した弁護士はK-1との独占契約の内容について「試合をする日から1年間、拘束を受け、K-1サイドの承諾が無ければ、ほかの試合に出ることができなくなる。『1年間の契約』ということであれば『2018年の1月1日から2018年の12月31日まで』という風に考えるのが普通だが、そうではなく『試合を行なう度に1年間』ということです。試合を行なう度に1年ずつ延長されていくため、事実上の無期限の拘束契約となっています。この拘束から選手たちが解放されようとするならば、1年間、一切、試合には出れないということです。『全く試合に出ずファイトマネーの収入も1年間無いまま我慢しろ』というのは違法です」と告発した。また、会見にて「以前から那須川選手と武尊選手の試合がファンの間でも話題になってるんですけども、K-1さんの方針で那須川選手に触れるなというような方針があったりするんでしょうか?」という記者からの質問に対し、武尊の親友でもあるHIROYAは「そういうことは僕は一切言われたことはないんですけど。武尊は僕も同い年で知り合いなんですが、凄い気持ちの強い選手で、ほんとうに素晴らしい選手だと思います。そして武尊が『天心とやりたくない』なんて言う人間じゃないってことを僕は知ってるんですよ。絶対に武尊がやりたくないから壁を作ってるというのは、絶対にないと思うんですけど、ジムとかによって契約の内容も変わってくると思うので、そういった事情がどういう風に固まっているのかはちょっと分からないので、なんとも言えないです」とコメントした[44]

3月21日、武尊が階級を60kgに上げてK-1のスーパーフェザー級トーナメントを優勝し3階級制覇を達成した直後のリング上で、「K-1の地上波ゴールデン生中継を僕の現役中に実現させたいです」「僕とやりたいと言っている選手もいますけど、やりたいならK-1上がって来てください。僕は逃げも隠れもしないんで。立ち技最強を決めるのはK-1です。K-1最高!」と名前こそ出さないものの、那須川天心との対戦はあくまでK-1のリングでやるという一貫した姿勢を示した。また、階級については「今でも僕の適正階級は57.5kgのフェザー級だけど、王者としての責任があるので60kgで防衛していく」とコメントした[45]

4月5日、RIZINの会見にて榊原信行は「(那須川天心と対戦させたい特定の選手について聞かれ)とくにはないですよ。誰でも『RIZINに出たい!』という選手であれば。せっかく那須川天心というアイコンがいて、地上波ゴールデンタイム生中継のフジテレビがついてるんだから。それを避ける必要はないんじゃない。有名になりたい選手、腕に覚えがある選手はRIZINに出てくればいいと思います。那須川天心がセンターにいるんだし、有名になりたいんだったらどんどん来いよと。日本のキックの団体でゴールデンタイムで放送されてるところはないんだから。いろんな選手がツイッターでつぶやいてるけど、正々堂々来いよってことですね、正面から」「(K-1とTRY HARD GYMの契約問題のきっかけとなった前年のRIZINキックトーナメントの内情について)ボクらは推薦というか紹介を受けて、トライハードのほうから「ぜひ出たい」と。大雅選手側からそういうことだったので向き合って。契約に抵触するようなことがなければ、ボクらとしては(出す気がある)。ずっと言ってるようにRIZINはフェデレーションだから。過去にHIROYA選手も武尊選手もRIZINに出てるわけですし。垣根なくどんどん出てくれればいいんですよ」「ボクらはそんな契約で縛らずチャンスがあるんであれば、選手に出場の機会を与えたいなと。ボクらは団体を構えて選手を囲いこむことはしないので。ぜひRIZINという環境を、選手やプロモーションが有効活用してほしいですよね」と、前述の武尊の発言を受けて、既に地上波ゴールデンタイム生中継されているRIZINを活用して天心 vs.武尊をやればいいと示唆するコメントをした[46]

那須川天心の対戦希望に対するK-1の訴訟

6月、K-1を運営する「M-1スポーツメディア」が、那須川天心の武尊への対戦要求の影響により、「武尊は那須川選手から逃げているとSNSで誹謗中傷され、K-1のプロデューサーや運営会社全体がダメージを受け、被告側の営業妨害によってイメージダウンし、スポンサー6社が離れた事実がある」として、2018年2月に天心と父・那須川弘幸、所属ジムのTARGET会長・伊藤隆、RIZINの運営会社などに対し、約1億3700万円の損害賠償請求民事訴訟を起こしていたことが週刊新潮によって報道された。しかし、訴状に載るK-1から離れたとされるスポンサーのうちの1社は取材に対し「ウチはイベントの時にお弁当を出す契約を去年3回しただけです」と回答している。伊藤は「ファンが望むカードをすればと発信しただけです。格闘家は強いヤツがいたら戦いたいと思うのは当然。原告側は2人を戦わせたくないのでしょう。こんな訴訟をやっては、K-1のイメージダウンになる。怒りを越えて失笑しました」とコメントした[47]。これ以降、天心は武尊との対戦に消極的となる。

9月24日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~初代クルーザー級王座決定トーナメント~にて、皇治が試合後のマイクアピールで、武尊へ対戦を訴えかけると共に、「俺が天心と堀口を相手にしたってもいいで」と団体間の緊張状態が続き、K-1側の選手が口にすることはタブー視されている那須川天心と堀口恭司の名前を出してアピールをすると[48]、これに同大会で皇治より後に試合をした武尊は、マイクアピールで「大阪のうるさいヤツ(皇治)がごちゃごちゃ言っていたり。盛り上げるのはいいことだけれど、皇治、中途半端な勝ち方して、俺の名前はともかく他の名前を出してんじゃねえよ!」と、天心と堀口の名前を出した皇治に怒りを爆発させた[49]

武尊の対戦希望とK-1の言論弾圧への反抗

12月8日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~にて、武尊は皇治に勝利した直後にマイクを持つと「皇治選手の僕に勝ちたいだけじゃなく、K-1を盛り上げたい、格闘技界を盛り上げたい気持ちを、殴り合って感じたので、僕がそれを実行しないといけない立場だと思っているし、ずっと言い続けてきたんで」「やっぱり団体の壁とか色々あるんですけど、正直わかってますよ。正直、実現するのは滅茶苦茶難しいことなんですよ。わかってますよ。全く実現できない状況でそのことを発言したら、ファンの人たちのことを裏切ることになってしまうんで、僕は中途半端なことは口にしたくないんですよ。格闘技界を背負う、変えるとずっと言っているんで、時期はわからないですけど、僕は必ず実現させようと思っているんで。そして実現させるだけじゃなくて、僕は勝つ気でいます。そして、ずっと僕が言っている、K-1最高、K-1最強を僕が証明するんで」と具体的な名前こそ出さなかったが、長い間沈黙を続けてきた那須川天心との対戦に言及した[50]。また、試合後のバックステージでも「僕はすぐにでもやりたいし、ずっと周りから言われ続けて…みんな見たいって言うけど。僕が一番やりたい。ただ中途半端な気持ちで口に出したくなかったんで。すごい色々な難しことがあって、中途半端に発言したらファンを裏切ることになる。僕も戦いたい相手と試合が実現できるように動いていて、でも(実現しない)ストレスもあって。どれだけ強い選手に勝っても認めてもらえない。僕だけじゃなくてK-1が悪く言われることも悔しくて。僕がK-1を背負う、格闘技を背負うといって有言実行するために動いているけど、それが実現できていないと武尊がやる気がないとかいろいろ言われるんで。有言実行してやっと…なんで。それも含めて今回は僕の意志で言わせてもらいました」「今まで色んな人に直談判したんですけど、本当に難しいことがたくさんあって。なかなか糸口が見えないというか。でも僕は目の前の試合にも集中しないといけないし、K-1を悪く言われるのは許せないし、ましてや自分がその原因になっているのは許せなくて。でも糸口が見えてない状態ではないんで、あとはそれに向けてアクション起こす時期かなと思って発言しました」「階級を上げても身体自体は大きくなってないんで、そこは相手に合わせます。やるなら言い訳出来ない状態でやりたいんで。でもキャリア的にも年齢的にもピークでできるのはここ1~2年かなと」とコメントした[51]

12月17日、宮田充に代わってK-1解説者でスポーツライターの中村拓己がK-1プロデューサーに就任することが発表。中村は武尊の那須川天心戦を希望する発言について「まさか自分がプロデューサーになるという時に、あんな発言が出るとは思わなくてびっくりしたんですけど。まあ、マッチメイクのこととか選手のこととかは、実行委員会で話し合って決めているところなので、僕がプロデューサーになって全部、あれやれ、これやれ、という話ではありません。K-1実行委員会で話し合うところはあると思いますけど、自分としては、今までやってきたK-1のスタイルは変えることなく、その中で話し合えることだったり、調整できることを考えていけたらと思っています」と、プロデューサーでありながらマッチメイクを決める権力があるわけではないとして態度を硬化させた。

12月22日に発売のFight&Life vol.70に那須川天心と武尊のインタビューがそれぞれ掲載。ラスベガスで合宿中の天心は「僕はいつでもやってやるというスタンスでいたのに、ようやく向こうからやるって言ってきたんだな、と」「3年前からお互いに立場的にだいぶ変わったと思います。向こうも身体が大きくなってレベルも上がっていると思いますね。来年2019年3月10日に大田区総合体育館で優勝賞金1千万円を懸けたRISE WORLD SERIES -58kg世界トーナメント1回戦が行われるので、そこで待ってます」とコメント。一方、武尊は「皇治との試合前からプレッシャーが凄くて精神的なストレスで閉所恐怖症になった。解放されるためにも『絶対に勝って(天心との対戦について)言おう』と決めていた」「以前は実現するための糸口も何も見えなくて、それを色んな人に相談してどうにかちょこっとだけ糸口が見えてきた。見えてきたということはその責任を果たせる可能性も見えてくるということで、だからこそ発言したわけですから」と実現の可能性が少しずつ高まったとコメントした。

2019年

2月11日、RIZIN公式YouTubeの番組RIZIN CONFESSIONS #32にて那須川は「『それ(武尊戦)』をやるんだったら東京ドームしかないですよね。じゃないとやりたくないかな。(先方が)形だけで言ってるのか、本当に言ってるのか、まだわからない状況なんで。自分は別に、受けて立ちますけどね」と前向きな気持ちを示しながらも、自身に対して訴訟を起こしたK-1と武尊への不信感も垣間見せた。それに対して武尊はTwitterにて「形だけって。そんな中途半端な言葉ファンの前で発しない。相手を責めたり貶してても実現しないから 実現させる為の言葉を贈りますよ。東京ドームで会いましょう」とツイートした[52]

8月30日、RISEの公開会見にて一般のファンから「ファンが見たいカードがあって、その選手(=武尊)は他団体にいますが、もしやればKOする確率は何パーセントですか?」という質問に対し那須川天心は「やるやらないというか、やれないんじゃないですか。ハイ」と、一向に実現の見通しが立たない現状についてコメントした[53]。これを受けて武尊は「やれない。か 当初からそのやれない状況だったのを ずっと変えようとやってきて でも自由な発言をすることで その秩序が崩れて問題が起きたりもっと溝が深くなっていくから 何言われても黙って 実現に向けて自分が出来ることと、 今自分がやるべきことをやってきた。どう伝わってるか分からないけど[54]」、「ここからは俺が一番やりたいこと。来年日本でオリンピックが開催される歴史的な年にオリンピックよりも注目される格闘技の大会を開催する。そこで試合を実現させる。その為にはもっと格闘技を知ってもらわないといけないし他にも問題がたくさんあるから。誰に何言われようが自分が信じることを頑張るよ[55]」とツイートした。また一般のファンからの「K-1は武尊をRIZINに出場させていたのに、天心がRIZINに出場するようになったら途端にK-1はRIZINとの提携を打ち切って逃げた」との指摘に対して、「K-1との契約内容はその時と変わってないですよ。その時出れていたのは協力団体だったからで、出れなくなったのは色んな問題が起きて団体の間に亀裂が入って別団体になったからだと思います[56]」と、提携関係を打ち切った理由自体は武尊も知らないとした上で自身の憶測をツイートした。

9月16日、RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournamentにて那須川天心は試合後のリング上の優勝者コメントにて「最後に一つだけ、武尊選手、K-1の陣営に言いたいことがあります。僕は格闘技界を盛り上げるため、人生賭けて戦ってきたつもりです。時間は止まっていないですし、やりたい未来がまだまだたくさんあります。皆さんの声に応えるのが選手たちだと思いませんか?WORLD SERIESのように強い選手を集めて戦うのが本当の興行なんじゃないですか? 僕は逃げも隠れもしないです。SNSで書き込んだりするんだったら、さっさと正式な話をください。俺は待ってます」とコメントした。バックステージでは「世界でビッグカードが組まれているのに、なんで日本は組まれないんだと思う」「お互いやりたいのに、やれないのはおかしい」と話した。だが「K-1に乗り込んでやりたいか?」という質問には「(K-1との)独占契約は無理なんで」と答え、「彼(武尊)を見て対戦をイメージすることは?」という質問には「最近は無いですね。自分の試合もあるので」と答え、以前よりも武尊戦への熱意は薄れていた。伊藤隆は「向こう(K-1)サイドの考えもあるでしょうけど、ニュートラルな環境でやれるといいですね。テレビがついたり、天心が言うように東京ドームでやれるといいし、向こうの選手がやりたいなら来ればいい。全面戦争でも構わない。日本の格闘技を盛上げたい」と、天心×武尊に留まらないK-1との対抗戦にも前向きな姿勢を示した。天心×武尊の1試合だけに関しては「賞味期限は半年でしょう。向こう(武尊)の選手生命も残り短いでしょうし、僕はこっち(天心)の陣営ですけど、最高の状態でやらせてあげたい」と、恐らくキャリア終盤に入りつつある武尊のコンディションも気遣った。なお、天心から武尊への対戦要求に関してK-1から訴訟を起こされていた件については「時が来た時に話します。我々に全く否が無いので」と話すに留まった[57]

9月17日、試合一夜明け会見にて、マイクアピールと伊藤隆のコメントについて問われた那須川天心は、「僕もこれからやりたいことがあって、僕の全盛期はこれからですけど、向こう(武尊)は時間がもう短いと思うんですよね。こっちは何度か交渉はしていますが、独占契約で3年間(K-1に)来てくださいと言われるので、それはさすがに無理ですね。絶対できないことですから、他の方法を考えるしかないと思います。武尊選手もSNSで発信していますけど、だったらそっちの団体に決着をつけて、オファーをしてくださいという思いですね」と答えた[58]。K-1が通常の選手としている契約は「最後に試合してから丸1年試合せずにいて満了」というものとTRY HARD GYMの弁護士は明かしていたが、天心に対してだけは3年を要求している事が明らかになった。

9月19日、武尊の11月24日のK-1での対戦相手を発表する記者会見が行われた。K-1主催者からの圧力を恐れて那須川天心 vs.武尊について質問をする記者がいないなか、ほぼ唯一この試合についての質問を慎重に行ってきた格闘技ニュースサイトBoutreview記者の(井原芳徳)が、会見前にTwitterにて「武尊の出席する今日のK-1会見での中村Pへの質問が長くなりそうなので整理しました」とツイートし、「中村プロデューサーに質問です。武尊選手が他団体の、とある強豪選手と戦いたいと、ずっとアピールを続けていますが、なかなか実現せずにいます。私はこの問題について、K-1の立場もあるでしょうから、闇雲に実現しろと要求する気はありません。ただ、K-1復興の最大の功労者、武尊選手のプロ生活も終盤に差し掛かり、事態を動かさないといけなくなっていると思います。実現できない大きな理由に、K-1と選手の独占契約のスタイル、K-1の『一過性のブームに終わらせない』という理想の高さの2つがあるのではと、私は解釈しています。一昨日、向こうサイドが会見で『こっちは何度か交渉していますが、独占契約で3年間来てくださいと言われるので、それはさすがに無理ですね』と。K-1はアメリカのUFCに近い独占契約のスタイルで、自分達のリーグの世界観・物語を築き上げ、盛り上げることに成功しているとは思います。MMA界でUFCは圧倒的な一強だから、その物語構築のスタイルが成り立っています。ですが、キック界でK-1は複数ある国内外の大手の中の一つで、K-1だけの物語が成立しにくい、だからこそ今回の問題が起こっているのかなと思います。また、UFCの場合、契約が切れた選手は、即、他団体に上がっています。最近では公正取引委員会も8月に『所属事務所との契約終了後、一定期間、活動ができない義務を課す事』を独占禁止法違反となる行為の例として挙げ、大手の新聞も記事にしています。もちろん「百年続くK-1」だったり、「一過性のブームに終わらせない文化にする」といったビジョンは素晴らしいとは思いますが、その手段や過程においは、現実や社会状況に合わせて柔軟に対応していかないと、体を張って戦っている選手たちが悔いを残したまま引退してしまうのではと危惧していますが、いかがでしょうか?」と、質問内容をまとめた画像をUPした。ところが、これに対しK-1主催者が井原にクレームをつけて、井原をK-1関連の記者会見を出禁とした。これを受け、井原は当該ツイートを削除し、サイト上に謝罪文を掲載した[59]。数週間後に井原への出禁が解除されて取材復帰した。

井原芳徳が出禁となった事もあり、K-1主催者からの圧力を恐れて那須川天心 vs.武尊についての質問が一つも無いまま会見が終了しようとしていたが、終了直前で武尊が「僕から一言だけいいですか」と突然自ら切り出し、「今ネットとかで凄い話題になっていることがあります。そのことについて僕から一言いわせて欲しいんですけれど、天心選手から対戦オファー、対戦したいというのを長年言われてきて、もちろん僕も試合やりたいですし、そのためにずっと動いていますし。でも今回の試合に勝たないと次はないと思うので、僕は今は次の試合に集中するし、その件に関してはずっとそうですしこれからもそうですがK-1の中の方たちとずっと話を進めていて、これからもそのことはK-1と進めていくので、まずは11月24日の試合必ず勝つので応援お願いします」と、公の場で初めて那須川天心をはっきりと口にした上で天心との対戦を熱望した[60]

それを受けて中村プロデューサーは「那須川選手が武尊選手と戦いたいとアピールした9月16日はKRUSH後楽園ホール大会があったので、いろいろバタバタしていました。その後、発言があったことはメディアを通して見たり聞いたりしたました。武尊選手はK-1と契約していてK-1のチャンピオンです。その武尊選手と戦いたいとの意思があれば、まず所属ジムさんを通して我々K-1に正式にコンタクトをとってもらって、そこでK-1 JAPAN GROUPと契約してもらえれば戦う可能性はあります。新生K-1はスタートしてからその姿勢をずっと一貫してやってきたので、ここで変えることは基本的には考えてないです。そういった手順を踏んでくれれば武尊選手と戦えるチャンスは全然あるので、そういった意味では僕らはどんな選手にも門戸は開放していますし、まずはコンタクトしていただければまずはそこからかな、と思っています」「K-1の方から那須川選手、そして那須川選手が所属しているジムに正式に試合の交渉をしたことはないです。そして現時点で先方から我々にも正式なコンタクトはないです。そこはここでしっかりと説明させていただきます。少なくともマイクアピールや誌面でそういったことを話しているのは聞いたり見たことはありますが、ちゃんと交渉のテーブルに就いたことはなかったです。今もないです」とし、また、3年の独占契約については「どういう経緯でそういうことを聞いたのかは分かりませんが、交渉の場に就いてK-1 JAPAN GROUPはこういった契約形態があります、どうですかと話をしてそれを断ったとかそういったことはないです。那須川選手サイドがそういった人と話したのを交渉したと思ってしまっているのかどうかは分からない。正式に僕らが試合の交渉をしたことはないです」と、契約についての話もしたことがないと話した[61]

12月23日発売のFight&Life Vol.76でのインタビューで武尊は「それをやらないと、現役を終われないと思ってるんで。来年それがやれなければ、たぶん僕はそのままやめると思います。」とこの1戦が実現しなかった場合は引退を示唆する発言をした[62]

2020年

3月22日、新型コロナウィルスが日本に蔓延し始めたことにより、日本政府から興行の開催自粛が求められるなかでK-1がK’FESTA.3を有観客で強行開催したことで世間から猛烈な批判が起こり、大会のメインイベント出場となる武尊にも批判が届くなかで試合に出場した武尊はKO勝ちし、試合後のリング上でマイクを持つとファンに感謝の言葉を述べた後、涙を浮かべ言葉を詰まらせ、「こんな状況で、色々言われるけど、格闘技でたくさんの人にパワーを与えたいです。今日言うなって言われたんですけど、やっぱり、こういう時こそ…、格闘技でパワーを与えられると思うので、団体関係なく、格闘技で世界にパワーを与えたいんで、たくさんの方の応援あってだと思いますけど、必ずデカい大会をやります。その時はK-1とか関係なく応援してください。それに向けて頑張ります」と、K-1主催者から言論統制されたことを暴露しつつ、それでも圧力に屈さずに以前から希望している他団体も巻き込んでのビッグイベントを改めて熱望し、最後はいつもの「K-1最高」のフレーズではなく「格闘技最高」と絶叫した[63]

12月31日、RIZIN.26において武尊が5年ぶりにRIZINに姿を現し、那須川天心の試合をリングサイドで生観戦。勝利した天心は試合後、「今日会場に武尊選手、来てくれてありうがとうございます。何にも決まってないけど、格闘技盛り上げましょう!」とコメントし、退場する際に武尊と握手して短く言葉をかわした。試合後の会見で武尊は「来年(2021年)実現させる決意を込めてRIZINの会場に来場しました。この試合をやるためには中立なリングで、僕はK-1王者として、天心選手はRISEのチャンピオンとして、格闘技界をひとつにするための試合にしないといけないと思うので、僕の理想はK-1でもRIZINでもないリングを作ってそこでやりたいと思います」とコメントした。また、中村K-1プロデューサーもTwitterで武尊がRIZINに来場してコメントする事を事前に許可していた旨をツイートした[64]

2021年

3月28日、日本武道館で開催されたK’FESTA.4 DAY.2の武尊の試合を那須川天心がリングサイドで観戦した。武尊はKO勝利のリング上で、天心が見守る中「天心選手と最高の舞台で最高の試合をしたいです」とマイクで語るも、天心は対戦の可能性について「まだ何も決まっていません。話もこれからです」と語るにとどめ、囲み会見を行うこともなく、即座にタクシーで帰宅した[65]

4月10日、TBSで放送された炎の体育会TVにて、那須川天心が2022年3~4月に開催される予定のRISEでの試合を最後にキックボクシングを引退してボクシングに転向することを正式発表した[66]。天心は2019年の時点で「ボクシングの試合をするなら53.5kgバンタム級に落とす事も検討している」とコメントしていた[67]鈴木秀明はさらに軽い52.1kgスーパーフライ級に落とす事も進言するとともに「那須川選手のボクシングでの大きな夢を、体重を増やすことによって邪魔しちゃいけない」とコメントしている[68]

6月1日、RIZINの榊原信行が記者会見を行い、6月13日に東京ドームを抑え、中立な大会で両者の試合を実現させる予定であったが、上述の試合で武尊が右拳を負傷した為実現に至らず、代わりにRIZIN単独でRIZIN.28を開催することになったとの経緯を語った[69]。翌日、K-1の中村拓己プロデューサーが囲み取材を行い、中立なリングでの試合に向けて調整に入っていたとの補足説明を行った[70]。しかし、この時点で那須川天心は6月13日RIZIN.28、9月23日RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA、12月31日RIZINでのRIZINラストマッチ、2022年3~4月のRISEでのキックボクシング引退試合の4試合が既に内定しており、この期間の間に天心に充分な試合間隔を空けての中立な大会を挟むことは日程的に不可能な状態となっていた。

9月9日、テレビ朝日アメトーーク!』にて「キックボクシング大好き芸人」が放送され、メインテーマで那須川天心と武尊が紹介され、番組内でも両者の対戦を期待された。天心はスペシャルゲストとして登場し、2020年12月31日にRIZINに来場した武尊とのやり取りを明かした[71]。放送終了後に武尊は自身のインスタグラムを更新し、「こうやって格闘技が人気番組で取り上げて貰えるのは嬉しい。もっと盛り上げます」とファンにメッセージを送った[72]

10月23日、那須川天心と武尊の試合が消滅したとの報道が流れるが[73]、直後に武尊が自身のツイッターにて「不確定な記事出すのやめてほしい。叩かれるのは選手。答えが出た時に発表するし、今も毎日のように実現に向けて話し合いして試合に向けて準備しています」とコメントした[74]

12月11日、武尊が自身のツイッターにて「年末まで一ヶ月も切って何も発表出来てないこの現状が期待してくれているみんなに本当に申し訳ないしSNSで毎日たくさんの意見を貰うけど僕自身も悔しい気持ちしかない。その時が来たら必ず自分の口から正式発表します。もう少しだけ待っていてください。僕は戦えると信じています」とコメントし那須川天心戦へ向けた試合実現への意欲を記した。一方で大晦日のRIZINへの出場を表明していた天心も自身のツイッターにて「俺の!!試合は!!いつ決まるんだー!!!!あー!!!」との思いの丈を明らかにする声明を出した[75]

脚注

  1. ^ “【THE MATCH】東京ドーム掛け値なしの超満員札止め 観衆発表は5万6399人”. 東スポWeb (2022年6月19日). 2022年6月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「天心VS武尊 世紀の一戦「THE MATCH」ABEMA開局史上最高視聴者数を記録」『Sponichi Annex』、2022年6月22日。2022年6月23日閲覧。
  3. ^ 那須川天心vs.武尊が電撃決定!2022年6月に激突、中立なリングで ゴング格闘技 2021年12月24日
  4. ^ 【RIZIN】武尊が登場、那須川天心に「最高の果たし合いしよう」那須川「RIZIN代表として勝つ」 eFIGHT 2022年1月1日
  5. ^ 武尊「6月東京ドームで待っている」4月試合の那須川天心にエール 万全状態での対戦希望 日刊スポーツ 2022年2月28日
  6. ^ 那須川天心VS武尊は6月19日に東京ドームで開催 その他のカード、ルールなど後日発表 日刊スポーツ 2022年4月1日
  7. ^ 天心と武尊が改めて会見、ルール、テレビ中継ほか決定 eFIGHT 2022年4月7日
  8. ^ メディア初登場・K-1 矢吹 満×藤田 晋対談。インターネットテレビと未来の「視聴率」とは<後編> GOETHE 2022年5月22日
  9. ^ 【THE MATCH】那須川天心vs.武尊はウイニング製6オンスのグローブを着用、魔裟斗は「小さいな!」 ゴング格闘技 2022年6月9日
  10. ^ 【THE MATCH】那須川天心vs.武尊のルール発表、ジャッジは5名でオープンスコア方式に=THE MATCH 2022 キックボクシングルールも ゴング格闘技 2022年6月15日
  11. ^ 【THE MATCH】20秒のフェイスオフ! 那須川天心は50アンダー、武尊はリミットちょうどで前日計量をパス、全選手が一発クリア ゴング格闘技 2022年6月18日
  12. ^ a b “THE MATCH 6.19 東京ドーム(レポ:メイン):世紀の一戦は那須川天心の完勝。1R左フックでダウン奪い判定勝ち「武尊選手がいたからこれだけ強くなれた」”. BOUTREVIEW. マッスルブレインズ (2022年6月19日). 2022年6月19日閲覧。
  13. ^ 【THE MATCH】“世紀の決戦”は那須川天心が武尊からダウンを奪って判定勝ち。 海人が野杁を降し「世界へ行きます」、原口が山崎を猛ラッシュKO! 安保が勝利、ゴンナパーが白鳥にKO勝ち、中村がレオナに判定勝ち、YA-MANが芦澤を109秒KO! RISEvs.K-1対抗戦はRISEの5勝4敗 GONG格闘技 2022年6月19日
  14. ^ a b “那須川天心「歴史の教科書に載りたい」武尊戦へ静かに闘志燃やす”. ORICON NEWS (2022年4月7日). 2022年6月1日閲覧。
  15. ^ 【THE MATCH】フジテレビが那須川天心 vs.武尊の『THE MATCH 2022』を放送せず「主催者側との契約に至らず」 ゴング格闘技 2022年5月31日
  16. ^ 【THE MATCH】武尊、フジの放送見送り発表に「この試合の意味を分かって欲しい。まだ諦めません」 ゴング格闘技 2022年5月31日
  17. ^ “フジ放送中止「天心VS武尊」6・19代替番組はバラエティー特番「世界のありえない最強映像」”. スポーツニッポン (2022年6月12日). 2022年6月12日閲覧。
  18. ^ “那須川天心VS武尊「THE MATCH」 7・24TOKYO MXのゴールデンタイムで放送決定”. スポーツ報知 (2022年6月18日). 2022年6月18日閲覧。
  19. ^ “THE MATCH特別番組「天心VS武尊 完全版」全13局で放送へ 未公開映像も”. 日刊スポーツ (2022年7月16日). 2022年7月19日閲覧。
  20. ^ “『天心-武尊』無料再放送に興奮再燃「やっぱりすげー戦い」ABEMAがノーカット再放送”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2022年6月20日). 2022年6月20日閲覧。
  21. ^ “-55kgトーナメントに宮元啓介、那須川天心ら参戦:8.1 大田”. バウトレビュー. 2015年6月8日閲覧。
  22. ^ Fight & Life Vol.49
  23. ^ “那須川天心、3試合KO勝ちでJAPAN CUP -55kg優勝。武尊との王者対決を熱望:8.1 大田”. バウトレビュー. 2015年8月1日閲覧。
  24. ^ 武尊、58kg王座返上。那須川天心戦は「K-1で組まれるならいつでもやる」 バウトレビュー 2015年8月5日
  25. ^ Fight & Life Vol.50
  26. ^ ゴング格闘技No.284
  27. ^ “那須川天心、マイク・アラモスを1R KO。気持ちは武尊からRIZINへ:11.8 後楽園”. バウトレビュー. 2015年11月9日閲覧。
  28. ^ a b 【K-1】那須川天心が武尊に大みそか対戦直訴 e-Fight 2015年11月21日
  29. ^ 武尊選手とグローブを合わせました。大晦日でやろうと。俺はその言葉を信じます。 Twitter 2015年11月21日
  30. ^ 那須川天心『覚醒』クラーケン、2017年12月、96頁。ISBN (978-4909313010)。 
  31. ^ 【K-1】RIZIN参戦アピールの武尊が対戦相手について言及 e-Fight 2015年11月22日
  32. ^ “【RIZIN】武尊とHIROYAが参戦「武尊vs那須川実現させたい」”. e-Fight. 2015年12月8日閲覧。
  33. ^ 武尊、中国の選手と対戦。K-1ルールでHIROYA×西浦“ウィッキー”聡生:12.29・31 埼玉 バウトレビュー 2015年12月8日
  34. ^ BLADE王者・那須川天心&小宮山工介、2016年目指すは本物の強さ&地上波:1.31 後楽園 バウトレビュー 2016年1月19日
  35. ^ K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~ 武尊 VS ブバイサ・パスハエフ 21分35秒から Abema TV 2017年6月18日
  36. ^ 【OFFICIAL】武尊vsブバイサ・パスハエフ スーパーファイト/K-1フェザー級 2017.6.18 K-1 WORLD GP 2017 JAPAN YouTube 2017年6月19日
  37. ^ 天心選手の周りの大人の戦略や進め方の課題であって、みんなで声を上げるとかそういう無責任な進め方は、高田さんの偏差値の限界を感じるなー。昭和かよ。北野雄司Twitter 2017年8月29日
  38. ^ 昭和かよ クソが北野雄司Twitter 2017年8月29日
  39. ^ 那須川天心×武尊のスーパーマッチは実現困難? 専門家が語る「対戦したら7:3で…○○が勝つ!」週プレNews 2017年9月21日
  40. ^ 格闘技界を解放できるのか……『覚醒』那須川天心/Dropkick読書会 AmebaTVの格闘技チャンネルのコメント欄で「那須川天心」がNGワードになってたんですね。なぜかは知らないですけど(笑)。それがいまや冠番組を持つようになった。実力であらゆる面を変えちゃってるんですジャン斎藤Twitter 2018年5月1日
  41. ^ 【RIZIN】那須川天心「もっと大きな会場で試合できる」=12.31「RIZIN」一夜明け会見ゴング格闘技 2018年1月1日
  42. ^ 那須川天心がファンが求める武尊戦を「2018年中にやりましょう!」バトルニュース 2018年1月1日
  43. ^ AbemaTV「格闘チャンネル」で「VS那須川天心 –那須川天心挑戦者決定トーナメント-」3月3日(土)夜9時より放送開始Boutreview 2018年2月23日
  44. ^ 【TRY HARD GYM】HIROYA代表代行が会見「大雅がRIZINで試合をしていないので契約違反はしていない。どんな団体でもオファーをいただければ出て行きたい」 ゴング格闘技note 2018年3月17日
  45. ^ K-1 3.21 さいたまスーパーアリーナ【スーパー・フェザー級王座決定トーナメント】:武尊、スタウロス・郷州征宜・小宮山工介を撃破し3階級制覇達成「僕とやりたいならK-1上がって来てください」 バウトレビュー 2018年3月21日
  46. ^ 榊原信行、トライハード問題に言及! 「契約に問題がなければ喜んでRIZINに出します」 Dropkick 2018年4月5日
  47. ^ 「那須川天心」挑戦状に“損害賠償請求” K-1オーナーの噛みつき作戦週刊新潮 2018年6月7日号
  48. ^ 【K-1】皇治が熱戦の末にスタウロスを振り切り、山本KIDへの想いを伝える eFight 2018年9月24日
  49. ^ 【K-1】武尊が圧巻の初回KO勝ち、皇治への怒り爆発させ制裁宣言 eFight 2018年9月24日
  50. ^ K-1 12.8 エディオンアリーナ大阪:皇治圧倒の武尊、那須川天心戦を「実現させるだけじゃなくて、僕は勝つ気でいます」。林健太、ライト級トーナメント優勝。野杁正明、ピケオーに宣戦布告バウトレビュー 2018年12月9日
  51. ^ 2018年12月8日(土) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~K-1公式サイト 2018年12月1日
  52. ^ [1]武尊公式Twitter 2019年2月11日
  53. ^ RISE 9.16 幕張メッセ:那須川天心、志朗戦での番狂わせを否定「“負けイコール死”という覚悟は誰よりも持っていますね」バウトレビュー 2019年8月30日
  54. ^ [2]武尊公式Twitter 2019年8月30日
  55. ^ [3]武尊公式Twitter 2019年8月30日
  56. ^ [4]武尊公式Twitter 2019年8月30日
  57. ^ RISE 9.16 幕張メッセ:那須川天心、志朗に判定勝ち、武尊&K-1陣営に「僕は逃げも隠れもしない」。白鳥大珠、梅野源治を1R KOバウトレビュー 2019年9月16日
  58. ^ RISE 9.16 幕張メッセ 一夜明け会見:那須川天心「3か月ぐらい休みたい」。白鳥大珠・秀樹・原口健飛・直樹のライト級4強らもコメントバウトレビュー 2019年9月17日
  59. ^ 9月19日のツイートに関するお詫びバウトレビュー 2019年9月20日
  60. ^ 【K-1】武尊、復帰戦の相手は村越優汰に決定、村越は武尊vs那須川を阻止すると断言ゴング格闘技 2019年9月19日
  61. ^ 【K-1】那須川天心サイドから武尊戦の正式なコンタクトはない、交渉のテーブルに就いたこともない(中村プロデューサー)ゴング格闘技 2019年9月19日
  62. ^ 武尊が交わした”大晦日の約束”「実現できなかったら引退」を表明した1年前のインタビュー FITNESS LOVE 2021年1月8日
  63. ^ K-1 3.22 さいたまスーパーアリーナ:武尊、KO勝ちし涙ながらの「格闘技最高」。木村“フィリップ”ミノル、3連続1R KO勝ちで70kgの王者にバウトレビュー 2020年3月22日
  64. ^ 【RIZIN】武尊が来場した理由は2021年に「第三者のリング」で那須川天心戦を実現するため ゴング格闘技 2021年1月1日
  65. ^ 那須川天心のK-1観戦は”武尊へ大みそかの敬意のお返し” eFIGHT 2021年3月29日
  66. ^ 【コメント全文掲載】那須川天心、「革命を起こす」ボクサー転向を表明 キックは来年3月引退 ENCOUNT 2021年4月10日
  67. ^ 天心が語る夢の舞台【那須川天心 独占インタビュー後編 Yahoo!JAPAN 木村悠 2019年2月19日
  68. ^ [https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1981608 Dropkick 天心vs武尊の大きなポイントは「契約体重」です/鈴木秀明] Dropkick 2021年1月3日
  69. ^ 【RIZIN】榊原代表、6.13東京ドームの武尊vs天心戦が「幻になってしまった」開催と中止までの経緯を語る eFIGHT 2021年6月1日
  70. ^ 【K-1】武尊vs那須川天心、6月13日東京ドームで決定していたわけではなかった「あくまでも中立の舞台で実現できるように調整していきたい」(中村プロデューサー) ゴング格闘技 2021年6月2日
  71. ^ 『アメトーーク!』で芸人たちが武尊vs那須川天心の実現を熱望、大晦日RIZINでの2人の会話内容も明かされた ゴング格闘技 2021年9月10日
  72. ^ 武尊、那須川天心が出演『アメトーーク!』にコメント「取り上げて貰えるのは嬉しい」 クランクイン 2021年9月10日
  73. ^ 那須川vs武尊消滅か、12・29検討も会場キャンセル判明 日刊スポーツ 2021年10月23日
  74. ^ 武尊が抗議「不確定な記事出すのやめて」那須川天心との対戦は「今も実現に向けて話し合い」 デイリースポーツ 2021年10月23日
  75. ^ 武尊、天心戦へ「僕は戦えると信じている」発表なく「申し訳ないし悔しい」 デイリースポーツ 2021年12月11日
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