地理
北海道渡島総合振興局二海郡八雲町にある(遊楽部岳)で源を発し、八雲付近の河口で噴火湾に注ぐ。
毎年秋には10万匹の鮭が遡上し、自然産卵する残された少ない川となっている。さらに、冬には天然記念物のオオワシ・オジロワシが数多く飛来[2]し、優雅な姿を観ることができる。
本河川で特筆すべきなのは、河川延長が29km程度にもかかわらず流域面積が350km2以上もあり、釧路総合振興局内を流れ河川延長で2.5倍もある71kmの茶路川に匹敵する流域面積を誇る事である。 同時に渡島総合振興局内で最大の流域面積(最大河川)でもある。
河川名の由来
アイヌ語でユ・ラン・ペツ(温泉から下る川)またはユー・ラプ(温泉が下る川)に由来[3]すると言われている。
流域の自治体
支流
括弧内は流域の自治体
- キソンペタヌ川(八雲町)
- セイヨウベツ川(八雲町)
- トワルベツ川(八雲町)
- サックルベツ川(八雲町)
- 大関川(八雲町)
- ペンケルペシュベ川(八雲町)
- 鉛川(八雲町)
- 音名川(八雲町)
- 砂蘭部川(八雲町)
主な橋梁
脚注
関連項目
外部リンク
- 北海道建設部土木局河川砂防課
- 渡島総合振興局 函館建設管理部