超塩基性岩(ちょうえんきせいがん、英: ultrabasic rock[1])とは、SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石。この「塩基性」という語は、化学で用いられるのとは意味が異なる。
苦鉄質鉱物(マフィック鉱物)と珪長質鉱物(フェルシック鉱物)の量比から定義された超苦鉄質岩(超マフィック岩)とほぼ同じ意味で用いられることも多いが、定義が異なる。例えば、(輝石岩)(英語: Pyroxenite)は超苦鉄質岩であるが、SiO2は45%以上である[2][3]。
主な超塩基性岩脚注参考文献 - 都城秋穂、久城育夫『岩石学II - 岩石の性質と分類』共立出版〈共立全書〉、1975年、6-8,86-90頁。ISBN (4-320-00205-9)。
- 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年、230-232,257-263頁。ISBN (4-320-04578-5)。
- 山崎貞治『はじめて出会う岩石学 : 火成岩岩石学への招待』共立出版、1990年、85頁。ISBN (4-320-04623-4)。
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