諏訪神社(すわじんじゃ)は、大阪府大阪市城東区にある神社である。
諏訪神社 | |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市城東区諏訪二丁目15-16 |
位置 | 北緯34度41分2.4秒 東経135度33分48秒 / 北緯34.684000度 東経135.56333度座標: 北緯34度41分2.4秒 東経135度33分48秒 / 北緯34.684000度 東経135.56333度 |
主祭神 | 建御名方刀美命 八坂刀売之命 |
創建 | 不明 |
祭神
由緒
創建の年代は不明。境内にある石灯籠に承和3年(836年)4月寄進と刻まれているので、平安時代前期にはあったとされる。菅原道真が大宰府に左遷される道中で当神社に参拝したと伝わる。
獅子舞
天正18年(1590年)、小田原攻めの時、豊臣秀吉が大坂城の天守閣から外を眺めた際、森の様に木が生い茂っていた当神社が目に留まり、参拝した所、戦に勝利したという逸話がある[1]。その際、秀吉は神社の霊験を得たとして、雄と雌の一対の獅子を奉納したとされる[1][2]。雄獅子は1885年(明治18年)に起こった明治十八年の淀川洪水で流失したが、雌獅子とそのレプリカが現存している[1]。同神社の獅子舞は奉納後に始まったとされるが、前述の水害で資料が流失してしまった為不明[2]。昭和に入り、戦争の為一時途絶えたが、獅子地車保存会により1968年(昭和43年)に復活[1]。毎年秋祭りに行われている[1][2]。
摂末社
祭礼
夏と秋に開催。だんじりの曳行が行われる[4]。2007年には地車購入50周年を迎え、記念祭が開催された[5]。
秋祭りには獅子舞が行われている。
交通アクセス
鉄道
JR西日本 学研都市線・おおさか東線 放出駅から南へ500m
バス
大阪シティバス 諏訪神社前 停留所すぐ。古くから市バスの終着点として利用されている。かつては大阪市立総合医療センターへ向かう系統も存在していたほか、近鉄バスが布施駅と蒲生四丁目間の路線を走られていた。
諏訪神社前
脚注
- ^ a b c d e なにわ夢めぐり 諏訪神社の獅子舞 「小田原攻め」の戦勝 勇壮に.『読売新聞(大阪)』.2015年2月15日付朝刊、22面
- ^ a b c d “大阪市イベント・観光 諏訪神社の獅子舞”. 大阪市ホームページ. 2015年5月17日閲覧。
- ^ 往年の名車両に光 保存館の市電や地下鉄、大阪市文化財に.『朝日新聞(大阪)』.2003年12月10日付朝刊、32面
- ^ “祭礼日程・地図”. だんじり eo Special Edition. 2015年2月7日閲覧。
- ^ 鳴り響く祭りばやし 諏訪神社、地車購入50周年を祝う=大阪.『読売新聞(大阪)』.2007年5月15日付朝刊、30面
関連項目
外部リンク
- 諏訪神社(大阪市城東区)(大阪再発見!)