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大将軍神社 (京都市北区)

大将軍神社(たいしょうぐんじんじゃ)は、京都市北区西賀茂(角社町)にある神社旧社格村社。京都市内に複数の「大将軍神社大将軍社」が存在することから、それらを区別するために西賀茂大将軍神社(にしがもたいしょうぐんじんじゃ)と呼称することもある。

大将軍神社

本殿
所在地 京都市北区西賀茂(角社町)129
位置 北緯35度03分31.0秒 東経135度44分32.4秒 / 北緯35.058611度 東経135.742333度 / 35.058611; 135.742333座標: 北緯35度03分31.0秒 東経135度44分32.4秒 / 北緯35.058611度 東経135.742333度 / 35.058611; 135.742333
主祭神 磐長姫命
(本来は大将軍
社格村社
創建 609年推古17年)
別名 大將軍神社
西賀茂大将軍神社
瓦屋寺
例祭 10月(御輿巡行)
地図
大将軍神社
大将軍神社 (京都市)
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祭神

主祭神
  • 磐長姫命(いわながひめのみこと)とその家族神四柱を祀る。

西賀茂地域((今原)、(鎮守庵)、(総門)、(田尻))[注釈 1]の産土神(氏神)として崇敬されている。

歴史

神社案内板の由緒書きによると、創建は609年(推古17年)とされる。桓武天皇平安京造営に際し、王城鎮護のため京都の四方に「大将軍神社」を祀り、当社を北方の守護神としたと伝えられる[注釈 2]。古くは「須美社[1]角社」(すみやしろ)[注釈 3]とも呼ばれ、方違え(かたたがえ、かたちがえ)、疫除けの神として信仰を集めている。ただし、「角社」は大将軍神社とは別の神社であったという説や伝承もある[2][3]

また、創建当初からこの地域には瓦窯が設けられ、平安時代には官衙(かんが、古代の役所)の瓦を焼いていたとされる[4]。近くにある神光院慶円に創建される前には、京都御所に奉納する瓦職人の宿に用いられており、「瓦屋寺」と呼ばれていた[5]。当社はその鎮守の社でもあった。

また「瓦屋寺」は江戸時代初めまで西賀茂大将軍神社の南側にあった(正受寺)をさすという説もある[6]。正受寺は正伝寺と密接な関係を持つ寺で、正伝寺の古文書(弘化年間の寺の日記)によれば、江戸時代には正受寺というよりも正伝寺が大将軍神社と関わりを持っていた[7]。それと同時に上賀茂神社とも関係があることは言うまでもない。

境内

 
鳥居
 
西側末社群

本殿は、1591年(天正19年)に造営された賀茂別雷神社(上賀茂神社)の摂社・片岡社旧本殿を、1628年(寛永5年)から1636年(寛永13年)の間に移築したものである[注釈 4]。(一間社流造)(いっけんしゃながれづくり)で、賀茂社最古の建物とされている。同じく片岡神社の刻銘のある鉄燈籠(とうろう)とともに、1985年(昭和60年)に京都市指定有形文化財に指定されている。

また、境内に鎮座する建築物と、それを取り囲む樹木とが一体となって、鎮守の森としての境内景観を留めており、京都市によって当社境内全域も「大将軍神社文化財環境保全地区」[8][9]に決定されている。

境内社

東側末社群

  • (角社)素戔嗚尊(すさのおのみこと)、本来は大将軍牛頭天王
  • 片岡神社 – 事代主神(ことしろぬしのかみ)
  • 貴船神社 – 高龗神(たかおかみのかみ)
  • 稲荷神社 – (宇気母智神)(うけもちのかみ)

西側末社群

  • 愛宕神社 – (火之迦具神)(ほのかぐつちのかみ)
  • 松尾神社 – 大山咋神(おおやまくいのかみ)
  • 八幡神社 – 応神天皇(おうじんてんのう)
  • 春日神社 – 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
  • 山王神社 – 大山咋命(おおやまくいみこと)

祭礼

例祭

10月の、概ね23日より前の日曜日に、当社の例祭が挙行される。前夜に宵祭の神事として餅搗(もちつき)を行う。例祭行列の主役とされる「乙女」(主に小学校高学年の女子七名が務める)を始め、「総代」(氏子各町会長)、「宮詣」(乙女の警護を担う男性)、「稚児」(主に就学前児童)、そして「神輿若中」(主に小学生)などの行列が、古来の衣装に身を包んで、賑やかに氏子町内を練り歩く。

現地情報

所在地
交通アクセス
  • 最寄駅:京都市営バスバス停「神光院前」下車後、徒歩約10分(南へ約800m)
周辺

脚注

注釈

  1. ^ 近世(明治22年以前)における愛宕郡(西賀茂村)のうち、川上、林の2集落を除いた地域
  2. ^ 京都市北区紫野の今宮神社境内社、大将軍社を指すものともされる。
  3. ^ 当社の住所が「西賀茂角社町」である。
  4. ^ 『賀茂片岡金燈籠天正19年□□』の銘が残る。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 京都歴史ウォーク 西賀茂の名刹と牛若誕生の地を巡る
  2. ^ 『賀茂別雷神社境内諸郷の復元的研究』(須磨千頴著、法政大学出版局、2001年)214ページ
  3. ^ 『西賀茂大将軍神社とその祭礼行事』(中井幸比古著、今原嘉麻呂監修、糺書房、2016年3月)10-15ページ (ISBN 978-4-902644-11-1)
  4. ^ “”. 京都市. 2010年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月28日閲覧。
  5. ^ わかさ生活研究所 ひとみ研究室 神光院
  6. ^ 『西賀茂大将軍神社とその祭礼行事』((中井幸比古)著、(今原嘉麻呂)監修、糺書房、2016年3月)8-9ページ (ISBN 978-4-902644-11-1)
  7. ^ 『西賀茂大将軍神社とその祭礼行事』(中井幸比古著、今原嘉麻呂監修、糺書房、2016年3月)5-6ページ (ISBN 978-4-902644-11-1)
  8. ^ 京都市指定・登録文化財-環境保全地区
  9. ^ 京都府 文化財環境保全地区
  10. ^ 都の月参り 大将軍神社春祭[]
  11. ^ 都の月参り 大将軍神社火焚祭[]
  12. ^ 公式、yaokami
  13. ^ 公式
  14. ^ yaokami
  15. ^ 霊源皇寺墓苑(公式)
  16. ^ 川上大神宮やすらい祭
  17. ^ 妙晃寺 - 八百万の神

外部リンク

  • 大将軍神社(駒札) - 京都観光Navi
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