西行物語絵巻

『西行物語絵巻』（さいぎょうものがたりえまき）は、鎌倉時代中期（13世紀）の絵巻^[1]。作者不詳（伝(土佐経隆)筆）。紙本着色。西行の生涯や事跡、逸話などを描いた作品である^[1]。大和絵の一典型といわれる^[1]。かつては4〜5巻あったとされるが、現在は2巻のみが伝わる。徳川黎明会および万野家に1巻ずつ所蔵。いずれも重要文化財^[2]。

西行物語絵巻

出典

1. ^ ^{a b c} 小松茂美『西行物語絵巻』
2. ^ “西行物語絵巻｜収蔵品の紹介「出光コレクション」｜出光美術館”. idemitsu-museum.or.jp. 2021年8月14日閲覧。

参考文献

• 白畑よし編『新修日本絵巻物全集12 西行物語絵巻・当麻曼荼羅縁起』（1977・角川書店）
• 小松茂美編『日本絵巻大成26 西行物語絵巻』（1979・中央公論社）
• 小松茂美 日本の絵巻19『西行物語絵巻』中央公論社、1988年。