概要
開業当時からの終着駅であった平野停留場の西側に開設された。平野線最後の新設駅。
現在の大阪市平野区の背戸口公園の場所に上り(今池方面)ホーム、公園対面の高速高架下にある新平野コミュニティーセンター(公民館)の北側あたりに、下り(平野行)ホームが千鳥配置されていた。営業廃止時の中野停留場・西平野停留場間は、阪神高速14号松原線の高架下を走っており、また平野線で駅間が一番離れている区間でもあった(0.9km)。その頃の当駅下りホームは、円弧を描き、軌道が微妙に湾曲していたが、これは阪神高速の工事開始に伴い、線路が移設された[1] 。ここから終点平野までは、開業当時からの敷地を走る。
のりば
上り | ■平野線 | 田辺 ・阿倍野 ・今池方面 阪堺線直通 | 恵美須町 行 |
■平野線 | 田辺 ・阿倍野方面 上町線直通 | 天王寺駅前 行 | |
下り | ■平野線 | 平野方面 | 平野 行 |
現状
背戸口公園として整備されており、「なんかいでんしゃひらのみち」とひらがなで書いた記念碑がある。また、敷地内は軌道敷をイメージしたデザインが石畳や歩道に施されている。
背戸口公園
記念碑
線路を模したタイル
歴史
隣の停留場
脚注
- ^ 下りホーム頭上あたりで、阪神高速14号松原線が、大きく曲がり南へ向かう。