歴史
1307年(徳治2年)、千葉常胤の孫(氏名不詳)の開基である。祖父・常胤の念持仏「薬師如来」を本尊とする寺を創建したのが起源である。この薬師如来は弘法大師空海の作と伝えられており、「牛田薬師」と呼ばれている。なお、現在の当寺の本尊は大日如来となっている[2]。
墓地には、開基の末裔である石出帯刀吉深・師深父子の墓がある。また師深が父の業績を記した事績碑もある[2]。
交通アクセス
- 京成関屋駅より徒歩7分。
脚注
参考文献
- 『足立区仏教会その歩みと名鑑』足立区仏教会、1989年
- 斎藤幸雄「巻之七 揺光之部 牛田薬師堂」『江戸名所図会』 4巻、有朋堂書店、1927年、230-231,233頁。(NDLJP):1174161/120。