虫拳(むしけん)は、ヘビ(蛇)とカエル(蛙)とナメクジ(蛞蝓)の三すくみによる拳遊び。平安時代の文献にも出て来くることから、日本の拳遊びで一番古いものだと思われる。
人差し指がヘビ、親指がカエル、小指がナメクジを現す。
ヘビはカエルに勝ち、カエルはナメクジに勝ち、ナメクジはヘビに勝つ。その他、遊び方はじゃんけんに同じ。
じゃんけんの普及にともなって現在では廃れた。
その後あまり知られなくなったが、1977年頃、日本テレビ系で放送されたゲーム番組『オールスター親子で勝負!』のワンコーナーで、「親子トリプルマッチ」として放送された事があった。
詳細は「(オールスター親子で勝負!#親子トリプルマッチ)」を参照
関連項目
外部リンク
- 日本の拳遊戯(中)虫拳高橋浩徳、大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要 第16号、2014