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藤野秀之

藤野 秀之(ふじの ひでゆき、1974年6月26日[1] - )は、埼玉県出身のドリフトレーサー。D1グランプリ(D1GP)に参戦する。埼玉県深谷市に本社を構える、自動車整備・修理・チューニングなどを手掛ける藤野興業株式会社の代表であり、店舗・ブランド名である「WISTERIA」をチーム名として活動している。ニックネームは「ひで」。2017年のD1グランプリシリーズチャンピオンである。

来歴

D1GPには初年度となる2001年より参戦。2003年まで参戦を続けたが、顕著な成績は残せず一度参戦を休止した[2]

その後は主戦場をD1ストリートリーガルに移し、さらに2011年に発足したドリフトマッスルにも参戦。ドリフトマッスルでは好成績を収め、2014年から2016年にかけてシリーズ3連覇を成し遂げる[3]。また、D1ストリートリーガルでも2013年の開幕戦間瀬で初優勝を果たした。

2015年にD1GPに復帰し、復帰戦となる開幕戦お台場で準優勝[2]

2016年からはWISTERIA with TOYO TIRESとして、川畑真人をチームメイトとしてD1GPへシリーズフル参戦を開始し、同年はシリーズ3位、翌2017年にはシリーズチャンピオンに輝いた。[4]

2018年は同シリーズ6位、2019年・2020年は同3位であった。

2021年はマシンを長年使用してきた日産・180SX (RPS13) から、同じTeam TOYO TIRES DRIFTに所属するダチャポン・ トーイングチャロン(ポン)が使用していたVR38DETT搭載のトヨタ・86 (ZN6) に変更しD1GPへ参戦。第1・2戦の奥伊吹でそれぞれ2位・4位となりシリーズランキング首位となったが[5]、その後はやや失速しシリーズ11位でシーズンを終えた。

2022年はマシンを自身のショップのWISTERIAで製作した(2JZ-GTE)搭載の(GR86)に変更。第1戦の富士では単走優勝、追走トーナメントでも3位と好成績を収めた。その後も全戦でポイントを獲得し、シリーズ総合6位・単走5位でシーズンを終えた。

人物

  • 正確で無駄のない走りに定評がある[6]
  • 控えめな性格であり、大会で調子を尋ねると渋い顔をして「うーん」と首を捻ることが多い[6]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 藤野 秀之 D1 OFFICIAL WEBSITE、2020年8月1日
  2. ^ a b D1GPに無名の達人が登場!TOKYO DRIFTで川畑を脅かした伏兵は何者か!? clicccar、2015年4月21日
  3. ^ 【2016ドリフトマッスル最終戦】藤野秀之選手が見事3連覇達成 WEB CARTOP、2016年11月7日
  4. ^ 2017 TOKYO DRIFT in ODAIBA Rd.7 Report D1GRAND PRIX
  5. ^ Team TOYOTIRES DRIFT・藤野秀之選手の新境地! 86でランキング首位に立つ【D1GP OKUIBUKI DRIFT】 clicccar、2021年4月28日
  6. ^ a b 「あの頃キミは若かった」D1GP選手の昔と今を比較してみた!Part.1 web option、2020年6月25日

外部リンク

  • WISTERIA
先代
2016年
斎藤太吾
D1グランプリ
シリーズチャンピオン
(2017年)
次代
2018年
横井昌志
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