経歴 天平21年(749年)従五位下に昇叙し、中務少輔に任ぜられた。その後、仲麻呂一族が栄華を極める一方で『六国史』に真従に関する記事はなく、間もなく早世か。
真従の妻であった粟田諸姉は藤原仲麻呂の思惑により大炊王(のち淳仁天皇)と再婚。大炊王は仲麻呂の私邸に住むなど、仲麻呂と深く結びつく。その後、仲麻呂は大炊王を皇嗣として擁立し、権力を握ることになる。
官歴系譜脚注 - ^ 一部の書籍に訓儒麻呂を仲麻呂の長男とするものがあるが、従五位下への叙爵時期(真従:天平勝宝元年(749年)、訓儒麻呂:天平宝字2年(758年))の差により真従を長男とするのが正しいと考えられている。
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