萩野 純一郎(はぎの じゅんいちろう、- 2007年)は、日本の計算機科学者・プログラマー。愛称は「Itojun」[1]。
KAMEプロジェクト等、IPv6関連の開発を行い、またその普及についても力を注いでいた[2]。2007年に37歳で死亡[1]。
2009年からIETFでは、IPv6の開発・普及・展開へ尽力した者に対して、萩野の遺族や友人の寄付を運営資金とする「Itojun賞(Itojun Service Award)」が設けられた[3][4][1]。本項ではItojun賞についても記載する。
主な著書
- IPv6ネットワークプログラミング(2003年2月 アスキー (ISBN 978-4756142368))
Itojun賞
詳細は、ISOCのページを参照。
受賞者
第1回受賞者(2009年)
- Lorenzo Colitti
- Erik Kline
第2回受賞者(2010年)
- Bjoern A. Zeeb
第3回受賞者(2011年)
- Alexandre Cassen
- Rémi Després
第4回受賞者(2012年)
- John Jason Brzozowski
- Donn Lee
- Paul Saab
脚注
関連項目
- KAMEプロジェクト
- 伊藤正二郎(実弟)
外部リンク
- itojun.org(萩野本人が運営する個人ホームページ)