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荀 惲(じゅん うん)は、中国三国時代の魏の政治家。字は長倩(ちょうせん)。豫州潁川郡潁陰県(現在の河南省許昌市)の人。荀彧の長子。子は荀甝、荀霬。『三国志』魏書『荀彧伝』に記述がある。荀彧の死後、父の役職を継いだが、早世したため記録は少ない。荀惲の死後、荀氏宗家は弟の荀顗に継承された。
曹操の三男曹植と親しく、次男曹丕の即位後も曹植との親交が途絶えなかった。また曹丕と親しい夏侯尚と仲が悪く、これらの理由から曹丕にはあまり快く思われなかったという。しかし荀惲は、曹丕の妹である安陽公主を妻に迎えており、曹丕は荀惲を疎みながらもその子供たちには寵愛を注いでいた。東晋に仕えた荀崧は曾孫にあたる。
三国志演義での荀惲
三国志演義では、曹操に父の自殺を知らせるのみである。