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英彦山花園スロープカー

英彦山花園スロープカー(ひこさんかえんスロープカー)は、福岡県田川郡添田町英彦山にある英彦山神宮奉幣殿にアクセスするために設置されたスロープカーである。2005年(平成17年)10月に開業した[1]。添田町の指定管理者である財団法人英彦山勤労者福祉協会が管理・運営している。

英彦山花園スロープカー

概要

国指定重要文化財である銅鳥居から乗換駅となる花駅を経て、英彦山花園の中を進みながら国指定重要文化財である英彦山神宮奉幣殿までの全長849mを走っており、それまで石段の表参道を歩いて1時間以上かかった地点をおよそ15分で結んでいる[1][2]。スロープカーの開業により、乗客数が開業から約半年で10万人を超えている[1]

スロープカーは嘉穂製作所製のラックアンドピニオン式斜面走行モノレールであり、日本最大級である[1]。他のスロープカーと同様に法律上はエレベーター扱い(斜行エレベーター)であり、鉄道・軌道路線ではない。

花駅は廃校となった英彦山小学校の校舎を利用しており、オープンギャラリー「ひこさん」には一般人の作品、山伏文化財室には修験道時代の資料が展示されている[3]

路線データ

  • 形式:ラックアンドピニオン式モノレール
  • 延長:レール延長849m(傾斜角度約18度)
  • 駅数:3駅(起終点駅含む)
  • 走行速度:70m/分
  • 高低差:160m
  • 複線区間:花駅 - 神駅間(469m)
  • バリアフリー:車イス・ベビーカーでも利用可
  • 運賃:大人片道350円(往復700円)、小人片道250円(往復500円)
    • 各種障害者手帳所持者は半額となる。

運行形態

  • 運行間隔は20分間隔。所要時間は約15分。
  • 営業時間は8:30 - 17:00。年中無休。

所在地

  • 福岡県田川郡添田町大字英彦山1487

歴史

  • 2005年(平成17年)10月10日 - 開業。
  • 2023年(令和5年)2月20日 - 車両更新のため運休。
  • 2023年(令和5年)3月29日 - 新車両を導入し花駅 - 神駅間の運行を再開。幸駅 - 花駅間は再開せず廃止。

車両

車両は3両。車両長6.6m、幅2.4m、高さ3m、定員41名(うち座席数24席・立ち16名+オペレータ1名)。車体色はシルバーを基調としている。

  • 神号(かみごう)
    • 青の縁取り。2両編成により定員80名。利用客増加に伴い、開業の1年半後に2両連結型にリニューアルされた。
  • 花号(はなごう)
    • ピンクの縁取り。
  • 幸号(さちごう)
    • 緑の縁取り。

当車両の駆動には、安川電機製のインバータが使用されている[1]

乗降場

花駅 - 参道駅 - 神駅

花駅(はなえき)旧:花駅(フルールえき)
始発駅。乗換駅。花公園下限の最寄駅。旧英彦山小学校校舎に併設。
参道駅(さんどうえき)旧:花公園駅(ジャルダン・フルールえき)
簡易駅であり神号のみ停車する。英彦山花園上限の最寄駅。
神駅(かみえき)旧:神駅(ディウえき)
終点駅。英彦山神宮奉幣殿(国指定重要文化財)の最寄駅。

接続路線

  • 幸駅(さちえき)旧:幸駅(ボヌールえき):添田町バス彦山線「銅の鳥居」バス停、バス停から徒歩約5分

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e “登山電車で活躍する安川インバータ” (PDF). 安川電機. 2012年5月15日閲覧。
  2. ^ “英彦山花園スロープカー”. 添田町. 2012年5月15日閲覧。
  3. ^ “福岡県田川郡・添田町 自然あふれる修験の霊山 新緑の英彦山を歩く”. 西日本新聞 (2009年5月1日). 2012年5月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 英彦山花園スロープカー
  • 嘉穂モノレール - 嘉穂製作所
  • 財団法人英彦山勤労者福祉協会

座標: 北緯33度29分2.6秒 東経130度54分19.6秒 / 北緯33.484056度 東経130.905444度 / 33.484056; 130.905444

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