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若林 幹夫(わかばやし みきお、1962年 - )は日本の社会学者(社会学理論・都市論・メディア論)。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(教育学部長)[1]、博士(社会学)(東京大学・(論文博士)・1993年)。
空間や時間が社会環境に与える影響の研究から、現代社会の構図を読み解く。著書に『熱い都市 冷たい都市』(1992年)、『〈時と場〉の変容』(2010年)、『未来の社会学』(2014年)などがある。
人物・経歴
東京都生まれ。筑波大学附属駒場高等学校卒、1986年東京大学教養学部相関社会科学分科卒業、1990年東京大学(大学院)社会学研究科(博士課程)中退。1993年「熱い都市冷たい都市」で博士(社会学)の学位を取得。
著書
単著
- 『熱い都市冷たい都市』(弘文堂, 1992年)
- 『地図の想像力』(講談社, 1995年/増補版, 河出書房新社[河出文庫]、2009年)
- 『都市のアレゴリー』(INAX出版, 1999年)
- 『都市の比較社会学――都市はなぜ都市であるのか』(岩波書店, 2000年)
- 『漱石のリアル――測量としての文学』(紀伊國屋書店, 2002年)
- 『未来都市は今――“都市”という実験』(広済堂出版, 2003年)
- 『都市への/からの視線』(青弓社, 2003年)
- 『郊外の社会学―─現代を生きる形』(筑摩書房[ちくま新書], 2007年)
- 『社会学入門一歩前』(NTT出版, 2007年)
- 『<時と場>の変容――「サイバー都市」は存在するか?』(NTT出版, 2010年)
- 『社会〈学〉を読む』弘文堂 2012 現代社会学ライブラリー
共著
- (吉見俊哉・水越伸)『メディアとしての電話』(弘文堂, 1992年)
- (三浦展・山田昌弘・小田光雄・内田隆三)『「郊外」と現代社会』(青弓社, 2000年)
- (松原隆一郎・(荒山正彦)・佐藤健二・(安彦一恵))『「景観」を再考する』(青弓社, 2004年)
共編著
- (吉見俊哉)『東京スタディーズ』(紀伊国屋書店, 2005年)
- 『モール化する都市と社会 巨大商業施設論』編著 NTT出版 2013
参考
- J-GLOBAL
脚注
- ^ “学部長挨拶”. 2021年2月17日閲覧。