腰掛神社(こしかけじんじゃ)は神奈川県茅ヶ崎市芹沢にある神社。日本武尊が御東征の際に腰掛けたと伝わる石がある。茅ヶ崎市の神社では最も北に位置している。
由緒
日本武尊ゆかりの神社。社名は日本武尊が御東征の際に、この地で石に腰掛けて、大山を眺めて休憩したという伝説に由来している。またそこに住む村人が日本武尊を偲び、その石を御神体として社を建てたのが腰掛神社の始まりと伝えられる。本殿脇には、そのときの石と伝えられる大きな石(腰掛玉石)が祀られている。境内には本殿や拝殿のほか、神仏習合の名残で鐘楼がある。時期については不明であるが、震災で本殿と拝殿は一度壊れた。拝殿は震災後に修復され、現存の本殿は大正7年(1918年)に修復したものである。寛政元年(1799年)11月に社殿は再建される。明治6年(1873年)、社格は村社となった。社地の森林は市指定の天然記念物となっている[1]。
境内
腰掛玉石
祭神
祭事
交通
周辺
脚注
参考文献
- “天然記念物「腰掛神社の樹叢」”. 茅ヶ崎市ホームページ (2018年1月11日). 2021年11月7日閲覧。
関連文献
- 「大庭庄 芹澤村 腰掛明神社」『大日本地誌大系』 第38巻新編相模国風土記稿3巻之61村里部高座郡巻之3、雄山閣、1932年8月。(NDLJP):1179219/152。
関連項目
外部リンク
- 腰掛神社(神奈川県神社庁)