羨道墳(せんどうふん、えんどうふん、英語:Passage grave、Passage tomb)は、新石器時代に造られた、個別の玄室(遺体が葬られている部屋、空間)に向かって、天井のない低く、狭い通路(羨道(せんどう、えんどう))がある墓である。
特殊な形としては、十字形の羨道墳、分かれていない通路のもの、広い前庭入口を備えたもの、主要な埋葬室から離れて通じている副室を備えたものなどがある。
関連項目
- ニューグレンジ、ノウス、ドウス
- メイズハウ(マウス・ホーウェ)
- 横穴式石室、(塼槨墓)(せんかくぼ)
- (ガブリニス島) - ガブリニスの羨道墳(Gavrinis passage grave)がある。
- (捕虜の墓) - タラの丘にある。