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『羆嵐』(くまあらし)は、1977年(昭和52年)に新潮社から出版された吉村昭の小説。
1915年(大正4年)に北海道苫前郡苫前村三毛別六線沢 (現在の苫前町三渓)でヒグマが開拓民を襲った三毛別羆事件をモデルにした作品である。のちにテレビ・ラジオでドラマ化された。
あらすじ
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北海道苫前村六線沢の島川家をヒグマが襲い、2人を殺害する。ヒグマは2人の通夜の席にも現れ、さらに隣家に侵入し子供や妊婦を殺害した。警察が出動するも効果が見られず、区長は荒くれ者だが凄腕の猟師山岡銀四郎(史実では山本兵吉)に応援を頼むことにした。熊を仕留めたのち、今後の対策を巡って村人たちは迷走する。自然の摂理に身を委ねることの重要さを知る銀四郎は人間の愚さに怒り、村人に背を向け去っていく。
テレビドラマ
1980年(昭和55年)11月27日に読売テレビ・東映で木曜ゴールデンドラマ『恐怖!パニック!!人喰熊 史上最大の惨劇 羆嵐』として放送された。現在は苫前町郷土資料館で50分の短縮版を観ることができる。
スタッフ
- 原作 - 吉村昭
- プロデューサー - (池頭俊孝)、(秋田亨)、(三堀篤)、七条敬三
- 脚本 - 小川英
- 音楽 - クロード・チアリ
- 撮影 - (椎塚彰)(J.S.C.)
- 美術 - (藤田博)
- 装飾 - 大晃商会
- 衣裳 - (東京衣裳)
- 美粧 - (入江美粧)
- スチール - (菊池修一)
- 録音 - 岩田広一
- 編集 - 菅野順吉
- 効果 - 伊藤克己
- 現像 - 東映化学
- 助監督 - (高橋正治)
- 進行 - (高田正男)
- 制作担当 - (生田篤)
- 監督 - 降旗康男
- 語り - 常田富士男
- 撮影協力 - 北海道苫前町
- 協力 - (協和建設)、(苫前土建)、(サン・エス)、(花田屋番屋)、登別温泉ケーブル、全日空
- 制作 - 読売テレビ、東映
出演
ラジオドラマ
1980年 (昭和55年) にはTBSラジオでラジオドラマとして放送された。昭和55年度第7回放送文化基金賞を受賞している。
スタッフ
声の出演
舞台劇
1986年(昭和61年)4月、(劇団GMG)が東京都の(芸術名作劇場)で舞台劇の上演を行った。5幕12場で2時間30分にわたる演技は吉村昭からも高く評価されたという。ちなみに三毛別羆事件の調査を行った野生動物研究家の木村盛武も、熊の生態や開拓民の生活についてなどの指導を行っている。
スタッフ
- 原作 - 吉村昭
- 出演 - 劇団GMG
- 脚色 - (阿部悟)
- 演出 - (大原秋年)
参考文献
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- 木村盛武『慟哭の谷』共同文化社、1994年。ISBN (4905664896)。