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絵描き歌(えかきうた)とは、歌の一種。
概要
絵の描き方を歌詞にして、指示通りに描いていくと、自然と絵が完成しているといったもの。日本で有名なものとしては「ぼうが一本あったとさ」(俗称かわいいコックさん)がある。似た子供の遊びとしては「へのへのもへじ」などの歌わずに文字で絵を書く「文字絵」がある。
実際は描く位置までは歌詞からは分からないので、何も知らない人が歌詞どおり描いてみても、うまく描けない。これを利用してテレビのバラエティ番組等でクイズとして出題される場合もある。
また、指示に沿いながら全く異なるものを描く遊びがインターネット上の動画共有サービスやSNSでも話題になることがあり、ドラえもん・えかきうたを歌詞通りに描いて全く別の絵を生み出したものがTwitter上で話題になった例[1]やコックさんの絵描き歌を用いた4コマ漫画風の投稿[2]がある。
さらに、グリーンダカラのプロモーションによるものとして、明確な回答のない、自由な発想に任せた「こたえのないえかきうた」のような例も存在する[3]。
歴史
鎌倉時代や江戸時代の「へのへのもへじ」などの絵文字を起源に、絵描き歌が大正時代、昭和時代に盛んになったとされる[4]。