概要
古くから生産、縁結びなどにご利益があるという。近年は縁結び、恋愛の神社として知られ、正月三が日は賑わう。
鎌倉と京の都を結ぶ「鎌倉街道」沿いにあり、かつては結大明神として、美濃国の歌枕として古くから知られていた。十六夜日記の阿仏尼や、一条兼良ら詠った和歌に「結ぶ神」として表されている。
祭神
文化財
- 神像群[1]
所在地
- 岐阜県安八郡安八町西結584
- 樽見鉄道横屋駅より約1.5km
- 安八コミュニティバス(安八町運行のコミュニティバス)北回り線「町屋」又は「津村方」バス停徒歩2分
- 国道21号「横屋」交差点を南下。約1km
歴史
その他
- 永享~嘉吉年間(1429年~1446年)、照手姫は相模国から一時この地に逃れていた。自分の守り本尊(黄金仏)の導きで「結大明神」にたどり着き、7日間の願をかける。満願の日、結大明神が現れ、「そなたの願いを叶えよう。そなたの守り本尊はこの地に縁があり、こうして導かれたのである。この守り本尊をこの地に鎮座しなさい。」と告げたという。照手姫は、小栗判官小次郎助重と結ばれることを望み、「結大明神」に守り本尊を納める。やがてこの願いは叶えられたという。
- 照手姫の守り本尊は「結大明神」に奉納され、十一面観世音菩薩の額に取り付けられる。結神社に祭られていたが、結神社の移転に伴い、別の場所で祭られることとなる。現在は、結神社の南約100mにある「町屋観音堂」に祭られている。
守れただ契り結ぶの神ならばとけぬ恨みにわれ迷はさで
- 神主は常駐していない。また御札、御守りなどは隣接する(大平工業)で扱っている(休日を除く)。
事件
脚注
関連項目
- 八幡神社 (大垣市墨俣町)
- 小栗判官が祀られているという伝説がある((説経節をぐり))。
外部リンク
- 結神社 - 神社公式サイト