解説
新宿駅裏にある「紅とんぼ」という酒場を閉じて、田舎に帰るという設定の歌である。
元々は、NHK『NHK歌謡パレード'88』で番組の1988年9月のオリジナルソングとして毎週披露され、話題を集めたためシングルとして発売された。ちあきは作曲家・船村徹の作品を多く歌ったが、船村によるちあきへの作品提供は1976年発売の「酒場川/矢切りの渡し」以来12年ぶりとなった。
オリコンチャートでベスト100位以内に24週ランクインするロングセラーとなった。
ちあきなおみは本楽曲で1988年の『第39回NHK紅白歌合戦』に11年ぶり9回目の出場を果たした(現時点での最後の紅白出場)。