米屋 こうじ(米屋 浩二、よねや こうじ、1968年 - )は、山形県天童市出身のフリーランスの写真家[1][2]。日本写真家協会(JPS)会員。
経歴
東京工芸大学短期大学部卒業[3]。広告写真家・(安達洋次郎)の助手、鉄道写真家・真島満秀のアシスタントを経て[2]1993年よりフリーランスで活動する[1][4]。
1994年よりアジア鉄道の旅を始め、インドシナ半島から東アジア諸国までの8か国を、特急や急行はなるべく使わずに、鈍行列車で各駅に停まりながら鉄道に乗り巡る。2003年、「I LOVE TRAIN アジア・レイル・ライフ」で富士フォトサロン新人賞受賞[2]。
著書
2010年までの著作は漢字表記の「米屋浩二」名義。
単著
- 鉄道遺産シリーズ 木造駅舎の旅(2009年7月、INFASパブリケーションズ、(ISBN 978-4900785861)) - 写真・文
- I LOVE TRAIN アジア・レイル・ライフ(2013年3月、(ころから)、(ISBN 978-4907239015))
- 鉄道一族三代記 国鉄マンを見て育った三代目はカメラマン(2015年2月、交通新聞社、(ISBN 978-4330537153))
- あなたの知らない大阪「駅」の謎(2016年5月、洋泉社、(ISBN 978-4800309242))
- ひとたびてつたび アジア・レイル・ライフ2(2017年6月、ころから、(ISBN 978-4907239213))
- なぜ、上野駅に18番線がないのか? あなたの知らない東京「鉄道」の謎(2017年6月、洋泉社、(ISBN 978-4800312587))
- 鉄道路線誕生秘話 ―日本列島に線路がどんどんできていた頃―(2020年4月、交通新聞社、(ISBN 978-4330044200))
- 思いのままに記録する 旅する鉄道写真(2021年11月、(天夢人)、(ISBN 978-4635823371))
共著
- 碓氷峠 ロクサン惜別の旋律(1997年7月、弘済出版社、ISBN (4330475979)) - (斉木実)とともに撮影・録音
- 山陰・山陽 ラストラン国鉄型車両(1998年8月、弘済出版社、ISBN (4330522985)) - 斉木実とともに撮影・録音
- 残響 走り去った列車たち(1999年4月、弘済出版社、ISBN (4330550997)) - 斉木実とともに撮影・録音
- Blue Train 夜汽車よ永遠に(1999年11月、弘済出版社、ISBN (4330566990)) - 斉木実とともに撮影・録音
- 各駅停車でのんびり行こう ローカル線を旅する本(2001年6月、ベストセラーズ、ISBN (978-4584307168)) - 斉木実との共著
- ニッポン鉄道遺産を旅する 記憶に残したい鉄道との対話(2005年11月、交通新聞社、ISBN (4330837056)) - 斉木実との共著
- ゆったり鉄道の旅3 北関東(2006年3月、山と溪谷社、ISBN (4635012239)) - 写真。文は(松尾定行)
- ニッポン鉄道遺産 列車に栓抜きがあった頃(2009年6月、交通新聞社、ISBN (978-4330075099)) - 斉木実との共著
- 日本の鉄道遺産(2012年3月、JTBパブリッシング、ISBN (978-4533085949)) - 斉木実との共著・写真
- Canon Lレンズ完全ガイドブック(2016年12月、技術評論社、ISBN (978-4774185880)) - (井村淳)、(魚住誠一)、(合地清晃)、(河野鉄平)、高須力、チャーリィ古庄、戸塚学、(中西昭雄)、(並木隆)、(秦達夫)、(MOSH books)との共著