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箕谷2号墳

箕谷2号墳(みいだに にごうふん)は、兵庫県養父市八鹿町小山に存在する円墳箕谷古墳群(みいだにこふんぐん)を構成する古墳の1つ。日本で2例目の年号入り鉄刀が出土したことで知られる。

箕谷2号墳
所在地 兵庫県養父市八鹿町小山
位置 北緯35度24分1秒 東経134度45分13秒 / 北緯35.40028度 東経134.75361度 / 35.40028; 134.75361
形状 円墳
規模 東西12m、南北14m
出土品 鉄刀、須恵器など
築造時期 7世紀
史跡 1992年国指定
(テンプレートを表示)

概要

箕谷2号墳は、箕谷古墳群に属しており、現在、2号墳のほか、3号墳(南北13.5m、東西9.5mの3段の列石を巡らせた円墳)、4号墳(直径7mの円墳)、5号墳(直径6mの円墳)の4基の古墳が現地保存され、1992年12月18日に「箕谷古墳群」として国の史跡の指定を受けている。

2号墳は東西12m、南北14mの円墳であり、長さ8.6m、幅1.2m、高さ1.7mの横穴式石室をもつ。

1983年に公園整備のため行われた箕谷古墳群の発掘調査により、須恵器、金環3点、鉄鏃・馬具等の鉄製品、鉄刀など103点の遺物が出土した。

出土した須恵器により、6世紀末から7世紀初頭に築造されたと考えられており、出土状況から2回以上の追葬が行われたとみられている。

戊辰年銘大刀

1983年12月に、出土した鉄刀(刀身68.8cm、推定長77cm前後の圭頭系大刀)を奈良国立文化財研究所においてエックス線検査したところ、刀身の柄寄りの部分に「戊辰年五月(中)」と刻まれた(銅象嵌)による銘文が発見された。 干支年号をもつ鉄刀の出土例としては、稲荷山古墳(埼玉県)に続いて全国2例目である。

「戊辰(つちのえたつ)」については、出土した須恵器の特徴から、608年(推古天皇16年)と推定されている。

この銘文から「戊辰年銘大刀」と呼ばれており、金具等から、飛鳥地方で製作されたものと推定されている。

出土品

本古墳の出土品一括は、1992年に重要文化財に指定された[1]。なお、2020年の官報告示で出土品の員数訂正と名称変更(一つ書の簡潔化)が行われている(下記の出土品名称は2020年の指定名称変更後のもの)[2]。出土品は日本国(文化庁)の所有で、兵庫県立考古博物館に保管されている[3]

  • 兵庫県箕谷二号墳出土品
    • 一、銅錯銘大刀 1口 戊辰年五月の銘がある
    • 一、金属製品 61点
    • 一、須恵器・土師器 48点

※上記の「金属製品61点」には武器類、馬具類、金銅耳環などが含まれている[3]

脚注

  1. ^ 平成4年6月22日文部省告示第84号
  2. ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第123号
  3. ^ a b 兵庫県箕谷二号墳出土品 - 文化遺産オンライン文化庁

関連項目

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