第二航路トンネル(だいにこうろトンネル)は、東京臨海副都心青海地区(江東区青海)と中央防波堤内側埋立地(江東区海の森)の間に位置する海底トンネルである。総延長は1084メートル[1]。
概要
中央防波堤埋立地処分場に土砂や廃棄物を運ぶために1973年(昭和48年)に建設が開始され、1980年(昭和55年)に完成した。工法は臨海トンネルと同様の沈埋工法である。
当初は臨海副都心地区と中央防波堤を結ぶだけの機能であり、関係車両やごみ収集車、団体見学車両以外は通行が禁止されていた。その後、2002年(平成14年)の東京港臨海道路I期(臨海トンネル)開通時に一般に開放され、レインボーブリッジ - (東京湾岸アンダー) - (青海トンネル) - 第二航路トンネル - 臨海トンネルを経由することで都心から羽田方面への新たなルートの一端を担うようになり、首都高速湾岸線(東京港トンネル)の混雑緩和に寄与している。2012年には東京ゲートブリッジを経て若洲まで接続するようになった。
通行規制
原動機付自転車(50cc以下)、自転車、歩行者は通行禁止となっている[1]。本トンネルには道路部分の他に一般地下歩道部分もあるが、その入口は常にシャッターで閉められている。
脚注
関連項目
座標: 北緯35度36分14秒 東経139度47分34.4秒 / 北緯35.60389度 東経139.792889度