» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

第一海軍卿

第一海軍卿兼海軍参謀総長(だいいちかいぐんきょうけんかいぐんさんぼうそうちょう、First Naval Lord(1771年 - 1868年)First Sea Lord(1868年 - 1917年)First Sea Lord and Chief of the Naval Staff(1917年 - ))は、イギリス海軍における武官の最高のポストである[注釈 1]

第一海軍卿
兼海軍参謀総長
(1SL/CNS)[1]
イギリス王立海軍旗
現職者
(サー・ベン・キー)(英語版)大将

就任日 2021年11月
イギリス国防省
指名イギリス国防大臣
任命イギリス首相
初代就任ジョン・アーバスノット・フィッシャー元帥
ウェブサイト公式サイト

概要

1771年にファースト・ネーバル・ロード (First Naval Lord) が設けられ、1868年にファースト・シー・ロード (First Sea Lord) と改称されたが、役割は同じであり、日本語では両者とも第一海軍卿と訳される。ファースト・ロード (First Lord of the Admiralty) が「第一海軍卿」と訳されることもあるが、こちらは「海軍大臣」或は「海軍卿」と訳されるのが一般的であり、「第一海軍卿」と表記されていれば通常「ファースト・ネーバル・ロード」又は「ファースト・シー・ロード」のことを指す[2]。政治家と幹部級の官僚及び軍人で構成される海軍本部委員会 (Admiralty Board) の一員であり、同委員会に於ける制服組のトップである。

相当官は大日本帝国海軍軍令部総長海上自衛隊海上幕僚長アメリカ海軍海軍作戦部長。1964年に海軍省、陸軍省、航空省が国防省に統合されることとなり、海軍本部も国防省に吸収されたが、第一海軍卿の役職名は維持された。

2017年現在、第一海軍卿は、en:Chief of the Defence Staff (United Kingdom)を長とするen:Chiefs of Staff Committee(それぞれ、アメリカ軍統合参謀本部議長統合参謀本部に相当)のメンバーであり、国防相首相を補佐する。

2020年現在、第一海軍卿を筆頭とする、イギリス海軍の首脳(Senior Naval Staff)は下記の通りである[3]

  • First Sea Lord & Chief of Naval Staff:(第一海軍卿)
  • Second Sea Lord and Deputy Chief of Naval Staff:(第二海軍卿。人事・装備・インフラストラクチャーを管掌)
  • Fleet Commander:(艦船の造修を管掌)

歴代第一海軍卿

 
サー・トマス・ハーディ(1830年-1834年)

ファースト・ネーバル・ロード(1771年-1868年)

  • サー・ジョージ・コックバーン準男爵 1828年-1830年
  • サー・トマス・ハーディ 1830年-1834年
  • ジョージ・ヘニッジ・ダンダス 1834年 *
  • チャールズ・アダム 1834年
  • サー・ジョージ・コックバーン 1834年-1835年
  • サー・チャールズ・アダム 1835年-1841年
  • サー・ジョージ・コックバーン 1841年-1846年
  • サー・ウィリアム・パーカー (準男爵) 1846年
  • サー・チャールズ・アダム 1846年-1847年
  • ジェームズ・ホイットレー・ダンダス 1847年-1852年
  • モーリス・フィッツハーディンジ・バークレー 1852年
  • ハイド・パーカー 1852年-1854年
  • モーリス・フィッツハーディンジ・バークレー 1854年-1857年
  • サー・リチャード・サンダース・ダンダス 1857年-1858年
  • サー・ウィリアム・マーティン 1858年-1859年
  • サー・リチャード・サンダース・ダンダス 1859年-1861年
  • サー・フレデリック・グレイ 1861年-1866年
  • サー・アレグザンダー・ミルン 1866年-1868年

ファースト・シー・ロード(1868年-1964年)

 
ルイス・マウントバッテン(1955年-1959年)

ファースト・シー・ロード(First Sea Lord) 1964年-

  • サー・デヴィッド・ルース 1964年-1966年
  • サー・ヴァリル・ベグ 1966年-1968年
  • サー・マイケル・ル・ファヌ 1968年-1970年
  • サー・ピーター・ヒル=ノートン 1970年-1971年
  • サー・マイケル・ポロック 1971年-1974年
  • サー・エドワード・アシュモア 1974年-1977年
  • サー・テレンス・レウィン 1977年-1979年
  • サー・ヘンリー・リーチ 1979年-1982年
  • サー・ジョン・フィールドハウス 1982年-1985年
  • サー・ウィリアム・ステイヴリー 1985年-1989年
  • サー・ジュリアン・オズワルド 1989年-1993年
  • サー・ベンジャミン・バサースト 1993年-1995年
  • サー・ジョック・スレイター 1995年-1998年
  • サー・マイケル・ボイス 1998年-2001年
  • サー・ナイジェル・エッセナイ 2001年-2002年
  • サー・アラン・ウェスト 2002年-2006年
  • サー・ジョナソン・バンド 2006年-2009年
  • サー・マーク・スタンホープ 2009年[4] - 2013年4月9日[5]
  • サー・ジョージ・ザンベラス 2013年4月9日 - 2016年4月
  • (サー・フィリップ・ジョーンズ)(英語版) 2016年4月- 2019年6月
  • (トニー・レダキン)(英語版) 2019年6月‐2021年11月
  • (サー・ベン・キー)(英語版) 2021年11月‐

脚注

注釈

  1. ^ イギリス軍における武官の最高のポストであるen:Chief of the Defence Staff (United Kingdom)に就任する場合もある。

出典

  1. ^ “Admiralty: Office of the First Sea Lord, later First Sea Lord and Chief of the Naval Staff: Correspondence and Papers”. discovery.nationalarchives.gov.uk. The National Archives. UK. 2017年2月6日閲覧。
  2. ^ 小林 p36-37
  3. ^ “”. イギリス海軍. 2020年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月13日閲覧。
  4. ^ “First Sea Lord and Chief of Naval Staff”. イギリス国防省. 2012年4月8日閲覧。
  5. ^ “Admiral Sir Mark Stanhope In Farewell To The Royal Navy” (英語) 第一海軍卿の交代式典について報じるイギリス海軍のニュースリリース。2013年4月9日掲載、2013年4月28日閲覧。

関連文献

  • 小林幸雄『図説イングランド海軍の歴史』原書房、2007年1月。(ISBN 978-4-562-04048-3)。 
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。