概要
標高は127メートル。駅舎は阿里山の檜を使った平屋の木造建築で、一部ホームは枕木を再利用している。機関車の方向転換を行うためのデルタ線が設置されている。開業当時は阿里山線の登坂起点としての重要拠点だったため、駅構内は7線の留置線が設けられ、蒸気機関車の長時間停泊に使われていた。1960年代にディーゼル化される以前は安全上の理由で阿里山行き列車は前方での牽引から後方での推進運転に切り替えるため、デルタ線を使っての方向転換や、平地用の18t級機関車と高地用の28t級機関車の付け替えを行っていた。
駅東側(阿里山方)に設けられたデルタ線は1912年開業当時、二万坪駅(当時は二万平駅)と並んで登坂運行上の重要拠点に設置されていたが、1920年に連結方向が固定されると重要度は低下した。しかし台糖南靖糖廠向けのサトウキビ畑が沿線に分布していたため、製糖の時季には当駅での積込みでデルタ線を使う南靖糖廠のサトウキビ列車で賑わった。
歴史
駅構造
ホーム
駅構内
駅周辺
北側から見た牛稠溪橋
駅から見た牛稠溪橋。手前はデルタ線。
同左
牛稠溪橋の橋桁。左に撤去された3代目鉄橋の痕跡がある
バス
停留所は《竹崎火車站》
隣の駅
脚注
外部リンク
- 竹崎駅 林務局 (日本語)
- 嘉義縣竹崎鄕公所(繁体字中国語)
- 竹崎駅(台北ナビ)