概要
1948年(昭和23年)、葉たばこ耕作者の慰労のために開催されたのが始まりである。以後、秦野市内の葉たばこ耕作が終了(1984年)したほか、都市化などのため祭の性格を変えながらも、市の発展に貢献してきた先人の努力と情熱を伝えるためとして現在も祭は続いている。 中止となった年は1988年(第41回)、昭和天皇の病気を踏まえてのもの[1]。2020年(第74回)および2021年(第75回)、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うもの。2021年、2022年については代替事業が行われた[2]。
開催日は、例年9月最終土曜・日曜日の2日間で行われているが、例外的に新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年(第74回)は11月21日、22日に予定されていた[3]。 2007年はのべ約15万5千人の人出が、2009年はのべ約26万5千人の人出があった[要出典]。
メインイベントとして、市内を巡回するフロート車によるパレード(後述)が行われていたが、 制作費の負担や人手不足などを理由に第61回〜64回までの間、一時休止になった[4]。しかし第65回に復活することが、2010年5月10日の会議で決定した。なお、会議の中ではフロート関係者の多くは、祭のなかで行なわれる「ねぶた」を廃止してでも復活させるべき、という意見が多かった[要出典]。
毎年、テレビ神奈川(tvk)が取材し、約2週間後に30分の特別番組として放送している。
名称について
この節は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2010年10月) |
近年、喫煙などによる健康被害への認識の高まりにより、祭の名称を変えるべきだとの意見がある。一方、現在の祭はたばこの喫煙を奨める趣旨ではなく、たばこ栽培やその技術の発展、栽培者の努力が市の発展を支えたことを伝えるものであり、その必要はないというのが実行委員会の見解である。
関連項目
脚注
外部リンク
- 秦野市観光協会(たばこ祭案内ページへのリンクあり)