『砂漠の黒薔薇』(さばくのくろばら)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。宙組[1][2]公演。形式名は「レビュー・アラビアンナイト[1][2]」。16場[1][2]。
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。
昔々のアラビア、(バルク王国)。母の死後、放浪の旅に出ていたアリシャール王子が王宮に戻ると、王国の父王の妃・ジャミラと大臣・カシム一味に乗っ取られそうになっていた。アリシャール王子は義賊"砂漠の黒薔薇"に扮し、一味の陰謀を暴こうとするが、王子を愛する隣国のマリヤーナ姫はカシムたちの秘密を知り、命を狙われる。アラビアの王国を舞台に、義賊の誉れ高い怪盗"砂漠の黒薔薇"の活躍を描いた作品。
トップスター・姿月あさとの宝塚サヨナラ公演。
公演期間と公演場所
- 2000年1月1日 - 2月8日(新人公演:1月18日) 宝塚大劇場[1]
- 2000年3月24日 - 5月7日(新人公演:4月4日) TAKARAZUKA1000days劇場(東京)[2]
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲:吉田優子[1]/(鞍富真一)[1]
- 音楽指揮:(大谷木靖)[1]
- 振付[1]:羽山紀代美/若央りさ
- 殺陣:(清家三彦)[1]
- 装置[1]:(石濱日出雄)/(関谷敏昭)
- 衣装:有村淳[1]
- 照明:(勝柴次朗)[1]
- 音響:(加門清邦)[1]
- 小道具:(伊集院撤也)[1]
- 効果:(木多美生)[1]
- 演技指導:美吉左久子[1]
- 歌唱指導:楊淑美[1]
- 演出補:中村一徳[1]
- 演出助手:鈴木圭[1]
- 小道具補:(石橋清利)[1]
- 舞台進行:(恵見和弘)[1]
- 舞台監督[2]:(藤村信一)(東京)/宮脇学(東京)/(香取克英)(東京)/(林田勇吾)(東京)
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台[1]
- 演奏:(宝塚管弦楽団)(宝塚)[1]
- 録音演奏:宝塚管弦楽団(東京)[2]
- 制作:(木場健之)[1]
- 演出担当(新人公演):鈴木圭[1][2]
宝塚における休演者
主な配役
※下記のデータは宝塚・東京共通。「( )」は新人公演。
脚注
参考文献
- 編集:(森照実)・(春馬誉貴子)・(相井美由紀)・山本久美子、執筆:(國眼隆一)『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN (4-484-04601-6)。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN (978-4-484-14600-3)。
外部リンク
- 宝塚大劇場公演(宝塚歌劇・公式ページ)
- TAKARAZUKA1000days劇場公演(宝塚歌劇・公式ページ)