疾病管制署(しっぺいかんせいしょ、略称:疾管署、Taiwan Centers for Disease Control、英略称:CDC)は、中華民国(台湾)の行政院衛生福利部(厚生省に相当)に属する機関。近代的な防疫体制の構築を担っている。
歴史
1995年7月1日、台北市中正区林森南路6号に合同政府庁舎が落成。行政院保健局検疫総所、行政院衛生署衛生人員訓練中心、行政院衛生署麻酔薬品経理処が入居[1]
1999年7月1日、「行政院衛生署疾病管制局組織条例」に従い[2]、伝染病予防機能を統合し、新しい伝染病予防機能を構築。行政院衛生署防疫処、行政院衛生署予防医学研究所と行政院衛生署検疫総所が統合され、「行政院衛生署疾病管制局」が発足[3]。
2013年6月19日、総統令により「衛生福利部疾病対策部組織法」が制定・公布され、 7月23日の行政院の省庁再編成に伴い、衛生署が衛生福利部へ、疾病対策局が衛生福利部疾病管制署に改組された[4]。
歴代の長
行政院衛生署疾病管制局 局長
- (張鴻仁) (1999年7月1日 - 2000年5月28日)
- (涂醒哲) (2000年5月29日 - 2002年6月30日)
- (江英隆) (2002年7月1日 - 2002年9月15日)
- (陳再晉) (2002年9月16日 - 2003年5月18日)
- (蘇益仁) (2003年5月19日 - 2004年5月19日)
- (施文儀) (2004年5月20日 - 2004年10月17日)
- (郭旭崧) (2004年10月18日 - 2010年4月30日)
- (張峰義) (2010年5月1日 - 2013年7月22日)
衛生福利部疾病管制署 署長
組織
内部機関
管理
- 秘書室
- 人事室
- 資料室
業務
- 感染管理部
- 急性感染症管理部
- 慢性感染症管理部
- 検疫チーム
- 検査、ワクチン開発センター
- 広報室
- 予防医学部
直接連携機関
- 台北地区管理センター
- 北区管制センター
- 中央管理センター
- 南区管理センター
- 東部地区管理センター
脚注
出典
関連項目
- 中央流行疫情指揮中心 (CECC) - 2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患に伴って衛生福利部の国家衛生指揮中心 (NHCC) 傘下に設置された対策チーム
外部リンク
- 衛生福利部疾病管制署