甲本 一(こうもと はじめ)は、日本の漫画家[1]。『週刊少年ジャンプ』に『マッシュル-MASHLE-』を掲載している。
来歴
第89回赤塚賞で『爆裂面接試験』が佳作を受賞(柏崎康一名義)。[要出典]
2020年、『週刊少年ジャンプ』(集英社)9号より初の連載となる『マッシュル-MASHLE-』を開始[2][1]。同作が「次にくるマンガ大賞 2020」で11位[3]、「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」で3位を受賞[4]。
人物
漫画制作について
甲本によると、漫画を描く時に文字の大きさや行数に気をつけており、絵については「最初にキャラの位置関係がわかる全体の絵を入れる」ことを重要視しているという[5]。アクションシーンの「一枚絵では奥から手前にパースがきつくつくように」工夫している[6]。甲本は「やばい」キャラクターを好んでいるため、自身の漫画に登場する人物についてもセリフを極端にし、「とりあえずやばい人」になるように描いているという[7]。ジムに通っており、その時間を確保するために「力を抜くとこは抜く」のだという[8]。
影響を受けたものなど
WEB版の『ワンパンマン』が好きで、影響を受けている[5]。『鬼滅の刃』を見て、キャラクターデザインにアイテムやモチーフを入れるとキャラクターのアイコンになるのだと考えたという[9]。
作品リスト
連載
- マッシュル-MASHLE-(『週刊少年ジャンプ』2020年9号[2] - 連載中、既刊16巻) - 甲本一名義
読み切り
関連人物
- 浅井友輔 - 担当編集者[10]
脚注
- ^ a b “甲本 一(漫画家)”. マンガペディア. 2021年8月4日閲覧。
- ^ a b “魔法がすべての世界で頼りになるのは筋肉?ジャンプのファンタジー新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年1月27日)2021年8月4日閲覧。
- ^ “次にくるマンガ大賞2020、コミックス部門1位は戸塚慶文「アンデッドアンラック」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年8月19日)2021年8月4日閲覧。
- ^ “全国書店員が選んだおすすめマンガ、今年の1位は「わたしの幸せな結婚」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年1月29日)2021年8月4日閲覧。
- ^ a b “マッスル1「読みやすさ」”. 少年ジャンプ漫画賞ポータルサイト. 集英社. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “マッスル2「アクションシーン」”. 少年ジャンプ漫画賞ポータルサイト. 集英社. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “マッスル3「台詞」”. 少年ジャンプ漫画賞ポータルサイト. 集英社. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “マッスル5「表情の描き分け」”. 少年ジャンプ漫画賞ポータルサイト. 集英社. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “マッスル4「キャラクターデザイン」”. 少年ジャンプ漫画賞ポータルサイト. 集英社. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “『鬼滅の刃』担当編集者座談会”. 集英社 2022年度定期採用情報. 集英社. 2021年8月4日閲覧。