田牛サンドスキー場（とうじサンドスキーじょう）は、静岡県下田市田牛地区に存在するサンドスキー場である。
田牛サンドスキー場
地図
概要
季節風によって形成された角度約30度・長さ45m・幅100mの砂丘を[1]、そりによって滑走することが可能である。近隣の商店にてそりの貸し出し（有料）を行っており、砂に埋もれてしまうためサンドスキーには不向きである段ボールを用いなくとも滑走を楽しむことが可能である[2]。
また、サンドスキー場へと向かう階段の西側には静岡県指定文化財の「田牛ハマオモト自生地」があり、約300株のハマユウが自生している他[3]、水冷破砕溶岩や岩脈を観察可能である[2]。
事件
2020年10月19日午前9時頃に観光客が白骨らしきものを発見し、静岡県警察が捜索したところ、一か所に集まった形で全人体のうち3分の1にあたる量の人骨が発見された[4]。遺体には外傷は見られず、死後1年以上たった10歳から13歳ほどの性別不明のものであることが明らかとなった[5][6][7][8][9]。
同年11月13日に下田警察署がこの旨を発表し情報提供を呼びかけたところ、静岡県外での水難事故情報や2020年の春にも骨のようなものがあったとの情報を得た。また11月20日に再捜索を行ったところ白骨のようなものが発見された[10]。
アクセス
脚注
- ^ “サンドスキー場”. 伊豆下田観光ガイド. 伊豆下田観光協会. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b c “田牛サンドスキー場”. 南から来た火山の贈り物 伊豆半島ジオパーク. 伊豆半島ジオパーク推進協議会. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “03.田牛ハマオモト自生地”. 下田市. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “砂浜に白骨、子どもか 死後１年以上―静岡県警”. 時事通信. (2020年11月13日) 2020年11月23日閲覧. "県警によると、１０月１９日午前９時ごろ、観光客が人の下あごなどを発見し、１１０番した。遺体は砂浜で１カ所に集まった状態だった。衣服や身元を確認できるものは見つかっていない。"
- ^ . 静岡新聞. (2020年11月13日). オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。 2020年11月23日閲覧。
- ^ . 日本放送協会. (2020年11月13日). オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。 2020年11月23日閲覧。
- ^ . テレビ静岡. (2020年11月13日). オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。 2020年11月23日閲覧。
- ^ . 伊豆新聞. (2020年11月13日). オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。 2020年11月23日閲覧。
- ^ . 読売新聞. (2020年11月13日). オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。 2020年11月23日閲覧。
- ^ . 静岡新聞. (2020年11月20日). オリジナルの2020年11月20日時点におけるアーカイブ。 2020年11月23日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 田牛サンドスキー場（伊豆半島ジオパーク推進協議会）
座標: 北緯34度38分34.2秒 東経138度54分56.5秒 / 北緯34.642833度 東経138.915694度