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琴平駅(ことひらえき)は、香川県仲多度郡琴平町榎井にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はD15。駅表示パネルのコメントは「こんぴらさんの駅」。
琴平駅 | |
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駅舎(2017年5月) | |
ことひら Kotohira | |
◄D14 善通寺 (5.3 km) (6.4 km) 塩入 D16► | |
左は琴電琴平駅 | |
所在地 | 香川県仲多度郡琴平町榎井字横瀬864番地 |
駅番号 | ○D15 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■土讃線 |
キロ程 | 11.3km(多度津起点) 岡山から64.0km 高松から44.0 km |
電報略号 | コト |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- | 1,151人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- | 2,348[1]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)5月23日[2] |
乗換 | 琴電琴平駅 (高松琴平電気鉄道琴平線) |
備考 | (直営駅) (みどりの券売機プラス)設置駅 |
歴史
- 1889年(明治22年)5月23日:讃岐鉄道の駅として開業[2]。
- 1904年(明治37年)12月1日:讃岐鉄道が山陽鉄道に買収され、同社の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、官設鉄道(後に国鉄)の駅となる[3]。
- 1922年(大正11年)11月:阿波池田方面への延伸のため現在地に移転。これにより所在地が榎井村となり、琴平町でなくなった。旧駅跡は、琴平参宮電鉄の琴平駅(のち琴参琴平駅、現在は温泉旅館のことひら温泉琴参閣)となった。
- 1936年(昭和11年):現駅舎竣工。
- 1955年(昭和30年)4月1日:(旧)琴平町と榎井村が合併して(新)琴平町が発足し、所在地が琴平町となる。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる[3]。
- 1989年(平成元年)7月25日:四国鉄道百周年にちなみ駅舎内に鉄道資料館が開設される[4](その後閉鎖。展示物は一部が四国鉄道文化館に移管された)。
- 2009年(平成21年)2月:駅舎が経済産業省の「近代化産業遺産」に認定される[2]。
- 2014年(平成26年)9月 - 11月:瀬戸内海国立公園指定80周年を記念し、金・土曜・休前日に東京駅を発車するサンライズ瀬戸号を下りのみ当駅まで延長運転。2015年以降も継続。
- 2016年(平成28年)12月1日:耐震改修工事が終了し、仮駅舎から本駅舎へ移転する[5][6]。
- 2017年(平成29年)
- 2020年(令和2年)3月14日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[11][12]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2021年(令和3年)12月31日:(みどりの券売機プラス)の利用を開始[13]。みどりの窓口が営業を終了[13]。
駅構造
2面4線のホームを持つ地上駅。基本的には単式・島式2面3線(2番線が単式、3・4番線が島式)だが、のちに駅入換要員の無配置化により、駅舎側の単式ホームに切り込みを入れたところを1番線とし、列車が1本発着できるようにした。(みどりの券売機プラス)設置駅。早朝・夜間は無人(但し、イベント開催時は終電まで有人となることがある)。また、当駅はJR四国のICOCAエリアの南端となっており、これより先では交通系ICカードが利用できない。
当駅は電化区間の終端で、架線は香川県道206号原田琴平線と交差する踏切の先で途切れている。
特急列車を含む全定期列車が停車する。土讃線の近距離輸送列車は当駅を境に運行形態が分けられている。これについては(土讃線#地域輸送)を参照。
のりば
- 付記事項
- 1番線が上り折返し線、2番線が上り本線、3番線が下り本線、4番線が上下副本線となっているが、1番線以外は両方向の入線・出発に対応しているため、特急をはじめ当駅を跨いで運行される列車は、両方向とも駅舎に面した2番線に発着することが多い。3番線で夜間停泊がある。
- 洋風建築の歴史ある駅舎は、2012年、国の登録有形文化財に登録された。
改札口(2010年9月)
ホーム(2010年9月)
文化財
- 本屋
- 陳列所一号
- 旅客上屋一号
- 旅客上屋二号
- 乗換跨線橋
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人数[15] |
---|---|
2006年 | 1,222 |
2007年 | |
2008年 | 1,268 |
2009年 | 1,142 |
2010年 | 1,143 |
2011年 | 1,099 |
2012年 | 1,105 |
2013年 | 1,137 |
2014年 | 1,120 |
2015年 | 1,135 |
2016年 | |
2017年 | 1,229 |
2018年 | 1,226 |
2019年 | 1,151 |
駅周辺
- 金刀比羅宮
- 旧金毘羅大芝居(金丸座)
- (琴平町立歴史民俗資料館)
- 琴電琴平駅 - 高松琴平電気鉄道琴平線
- 琴平郵便局 - 琴平急行電鉄琴急琴平駅跡地
- ことひら温泉琴参閣 - 琴平参宮電鉄琴参琴平駅跡地
- 香川県立琴平高等学校
- (香川県道207号琴平停車場琴平公園線)
- 香川県道208号大麻琴平買田線
駅前のタクシー会社の建物にはかつてFMこんぴらが入っていた。
駅前(2006年8月)
夜間のプロジェクションマッピング(2018年10月)
バス路線
- 琴参バス(美合線の2往復以外は全便土休日運休)
- 琴平線:丸亀駅
- 美合線:川奥 / 下福家
- 炭所線:広袖
- 琴平案内所
- 三豊市コミュニティバス(全便休日運休)
- 山本線:三豊総合病院
隣の駅
脚注
- ^ “香川県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ a b c “讃岐鉄道開業120年記念し多彩なイベント/23日”. 四国新聞(四国新聞社).(2009年5月14日)
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、663頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、175頁。ISBN (4-88283-111-2)。
- ^ “JR四国 琴平駅改修一部完成し本駅舎での営業を開始”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年12月7日)
- ^ (PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2016年11月29日。 オリジナルの2016年12月18日時点におけるアーカイブ2016年12月18日閲覧。 。
- ^ “JR四国 琴平駅、3代目駅舎開業時の姿に”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年3月21日)
- ^ “香川)JR琴平駅、往年の姿再現 「四国DCの玄関口」”. 朝日新聞. (2017年3月17日)
- ^ “JR琴平駅 観光キャンペーンに向け、リニューアル レトロな雰囲気”. 毎日新聞. (2017年3月18日)
- ^ (PDF)(プレスリリース)琴平町/四国旅客鉄道、2017年4月24日。 オリジナルの2018年11月28日時点におけるアーカイブ2020年7月28日閲覧。 。
- ^ (PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年1月27日。 オリジナルの2020年1月28日時点におけるアーカイブ2020年1月28日閲覧。 。
- ^ (PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2019年7月29日。 オリジナルの2019年12月23日時点におけるアーカイブ2019年12月29日閲覧。 。
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2021年7月26日。 オリジナルの2021年7月29日時点におけるアーカイブ2021年8月1日閲覧。 。
- ^ 香川県内の登録有形文化財 香川の文化財一覧 文化遺産の継承 生涯学習・文化財課 香川県教育委員会(2017年9月21日閲覧)
- ^ 愛媛県統計年鑑 2008年度以降は会社案内 - JR四国
関連項目
外部リンク
- 四国の駅情報 | 琴平駅 - 四国旅客鉄道