王 靖超(ワン・ジンチャオ、1988年7月13日 - )は、中華人民共和国出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。NPB横浜ベイスターズでは育成選手であった。
経歴
中国野球リーグ(CBL)の天津ライオンズでプレーしていた。期待される若手選手の一人で、未熟さはあるが勝負強さとスピードなど身体能力の高さを持つ。ポジションは主に遊撃手。
2006年のワールド・ベースボール・クラシックでは大会最年少の17歳で中国代表に選出された。2006年シーズンにCBLの新人王に選出されている。
2008年は最多盗塁、最多得点を記録し、アジアシリーズにも出場した。12月2日にチームメイトの陳瑋とともに、天津と業務提携を結んでいる横浜ベイスターズと育成選手として支度金50万円、年俸240万円で契約。中国出身の選手の横浜入団は球団史上初めてのことである。
2009年はワールド・ベースボール・クラシックの中国代表に選出。
湘南シーレックスでは3試合に出場。一塁と二塁を守り、2安打を記録する。公式戦出場機会は少なかったが、イースタン・リーグ チャレンジ・マッチではフューチャーズの一員として出場機会が与えられた。
2010年12月2日、横浜から来季の育成選手契約を結ばないことを通告され、自由契約が公示された。来季の2011年からは、再び天津ライオンズでプレーする[1]。
2013年シーズン後に天津を退団し現役を引退した。
詳細情報
年度別打撃成績
- 一軍公式戦出場なし
背番号
- 114 (2009年 - 2010年)
脚注
- ^ 横浜ベイスターズ 2011年度選手契約について(5)
関連項目
- 横浜DeNAベイスターズの選手一覧
- (アジア・オセアニア・アフリカ出身の日本プロ野球外国人選手一覧#中国)
外部リンク
- CBL球員紹介