王迪(おうてき、ワンディ、英語: Wang Di、1981年4月6日 - )は、上海生まれの中華人民共和国のサッカー審判。2011年に国際サッカー連盟(FIFA)登録の国際審判員として活動している。
来歴
若い頃から中国サッカー協会 (CFA) により審判トレーニング対象として選ばれ、アジアサッカー連盟 (AFC) のレフリートレーニングプログラムを受講。2009年にトレーニングを卒業した後、2010年からは中国サッカー・スーパーリーグ(中超)の審判員を務めている。
2011年、CFAはFIFAに国際審判員として王迪を申請。この時点で、若干29歳であった[1]。報告によると、王迪の英語力は、若くして国際審判員になるのに重要な要素であったという[2] 。2011年末、AFCのレフェリー・デベロップメント・プログラムに参加している[3]。
中国国内メディアによりレフェリング能力に疑義が呈されており、2013年の中国超級・武漢卓爾対北京国安の試合では、北京国安FWホフレ・ゲロンに誤ったペナルティを与え、さらに北京国安MFダルコ・マティッチが武漢卓爾の(柯釗)から繰り返しラフプレーを受けていることを認識しながらも、王迪は柯釗にイエローカードしか提示しなかった[4]この判定に対し、CFAは王迪に5試合の審判資格停止を決定した[5]。
出典
- ^ “24名裁判获国际执法上岗证 80后裁判三级跳”. 北青网-北京青年报. (2010年12月18日)2013年8月3日閲覧。
- ^ “国内足球裁判学历明显见涨”. 北京青年报. (2010年10月9日)2013年8月3日閲覧。[]
- ^ “中超裁判王迪进入亚足联裁判发展计划”. GoalHi足球. (2011年11月11日)2013年8月3日閲覧。
- ^ . 北京日报. (2013年3月20日). オリジナルの2013年5月28日時点におけるアーカイブ。2013年8月3日閲覧。
- ^ . 大连晚报. (2013年3月27日). オリジナルの2013年3月31日時点におけるアーカイブ。2013年8月3日閲覧。