玉山山脈(ぎょくざん-さんみゃく)は、台湾の山脈。台湾島南部に位置し、北の玉山から南の高雄市六亀区十八羅漢山付近までの総延長180km、五大山脈の中で最も短い山脈である。玉山山脈の東側は(荖濃渓)を境界に中央山脈の南端が形成され、西側は(楠梓仙渓)を隔てて阿里山山脈に接する。旧称新高山脈(にいたかさんみゃく)。
玉山山脈 | |
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所在地 | 中華民国 |
位置 | 北緯23度28分12秒 東経120度57分16秒 / 北緯23.47000度 東経120.95444度座標: 北緯23度28分12秒 東経120度57分16秒 / 北緯23.47000度 東経120.95444度 |
最高峰 | 玉山(3,952 m) |
延長 | 180 km |
玉山山脈の範囲 | |
プロジェクト 山 |
日本統治時代には新高山(にいたかやま)と称された。
概況
玉山山脈は東西方向から北北東 - 南南西方向へと変化している。最高峰は玉山(玉山主峰とも)の海抜3,952メートルであり、台湾の最高峰であり、その他周辺の山と共に玉山群峰と称され、玉山国家公園管理局の管轄とされている。
形成
阿里山山脈は元来玉山山脈上に存在したものが断層の作用により、上部の比較的若い地層が西にずれて阿里山山脈を形成、下部の古い断層が玉山山脈を形成したと推測されている。
百岳名峰
玉山山脈における標高3,000メートル以上の山は22、その内(台湾百岳)に指定されている山が12存在する。
- 玉山主峰(新高山、3,952メートル)
- 玉山東峰(新高東山・台東新高、3,869メートル)
- 玉山北峰(新高北山・斗六新高、3,858メートル)
- 玉山南峰(新高南山、3,844メートル)
- (東小南山)(3,744メートル)
- 玉山西峰(新高西山、3,467メートル)
- 南玉山(3,383メートル)
- 八通関山(3,245メートル)
- (郡大山)(3,265メートル)
- 玉山前峰(新高前山、3,239メートル)
- (西巒大山)(3,081メートル)
- (鹿山)(2,981メートル)