牧野 儀成(まきの のりなり)は、江戸時代前期の旗本。成儀とも伝わる。通称は帯刀。官位は従五位下・美濃守、のちに越中守。石高5000石。
略歴
牧野康成の三男として誕生。
寛永5年(1628年)書院番となり、寛永18年(1641年)小姓組頭、寛永21年(1644年)書院番頭となる。遺領は没後、長男(成長)が3000石を継ぎ、二男成貞が2000石の分知をうけた。成長はやがて罪を得て絶家した。しかし成貞は、館林藩主徳川綱吉の家老となり知行3000石となり、綱吉が5代将軍に就任すると加増されて諸侯に列した。
系譜
- 父:牧野康成(1555-1610)
- 母:不詳
- 室:朝倉在重の娘
- 生母不明の子女
- 長男:(牧野成長)
- 男子:(牧野重成)
- 男子:(牧野成次)
- 女子:松前泰広継室
- 女子:(永井正元)室
- 女子:(筒井政勝)室