泉質
鉱泉分析法指針に定める療養泉の定義にあてはまらないため、分析書(2009年検査)での泉質は「なし」となるが、ラドンを20(百億分の1キュリー単位)以上含んでいるので温泉法に定める温泉の条件は満たしている。
周辺環境
山口県道219号西岐波吉見線沿いに2軒の旅館が存在する。温泉を療養に利用した病院もあるほか、近隣では宇部新都市(あすとぴあ)をはじめ住宅の開発も進んでいる。
歴史
開湯は1817年(文化14年)と言われる。発見当初の名称は端ノ湯と呼ばれ、また近隣の農家が入浴の際の風呂の水に用いる程度であった。1908年(明治41年)に旅館が設けられてから外来に対する入浴も始まった。戦後に温泉名を現在の片倉温泉と改称した。
アクセス
外部リンク
- 宇部市|片倉温泉
- 片倉温泉くぼた
参考文献
- 『山口の温泉郷』(ザメディアジョン、2007年)。