熊谷貨物ターミナル駅(くまがやかもつターミナルえき)は、埼玉県熊谷市久保島字宮田にある、日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。JR高崎線が乗り入れている。
歴史
駅構造
地上駅。本線の南側2kmに広がる構内を持つ。構内の熊谷方面から、(着発線)、コンテナホーム、駅舎の順に並んでいる。
ホームは2面3線ある。ホームの南側には貨車の検修庫、周囲にはJR貨物の仕分け線がある。また、着発線が上下本線に挟まれた場所にあるため、着発線とホームを結ぶ線路は高架線の下り本線の下を潜っている。
駅舎内には、営業窓口のJR貨物高崎営業支店熊谷営業所や、貨車検修箇所の高崎機関区熊谷ターミナル派出(旧高崎客貨車区高崎操派出)がある。
構内の入換作業は、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス(旧・高崎運輸)が担当しており、入換動車化改造の上同社に転籍したDE10形ディーゼル機関車が2両常駐していた。2019年には同社のDE10に代えてJR貨物新鶴見機関区のHD300形ハイブリッド機関車が配属された。
駅入口(2012年11月)
跨線橋から(2012年6月)
コンテナホーム(2006年9月)
常駐していたDE10 1513(2017年10月)
取扱う貨物の種類
利用状況
- 2002年度
- 発送 146,483トン、到着 217,985トン
- 2003年度
- 発送 148,160トン、到着 250,001トン
- 2004年度
- 発送 151,161トン、到着 260,273トン
- 2005年度
- 発送 150,170トン、到着 265,505トン
貨物列車
(2013年3月16日改正現在)
- 高速貨物列車
- 下り列車は1日9本(うち当駅終着が1本)停車する。行き先は、倉賀野駅(1日2本)や金沢貨物ターミナル駅・札幌貨物ターミナル駅・秋田貨物駅・新潟貨物ターミナル駅である。
- 上り列車は1日10本(うち当駅始発が1本)停車する。行き先は、隅田川駅や東京貨物ターミナル駅・川崎貨物駅・宇都宮貨物ターミナル駅・新座貨物ターミナル駅・越谷貨物ターミナル駅・梶ヶ谷貨物ターミナル駅・福岡貨物ターミナル駅の8か所。
- 専用貨物列車
- 下り列車5本、上り列車4本が停車するが、当駅は回送貨車・中継貨車の連結・解放のみを行う。
隣の駅
廃止路線
- 秩父鉄道
- 三ヶ尻線
- 三ヶ尻駅 - 熊谷貨物ターミナル駅