『炎のデス・ポリス』(ほのおのデスポリス、Copshop)は、2021年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。 カート・マクラウドとマーク・ウィリアムズの原案をもとにジョー・カーナハンとマクラウドが脚本を執筆し、カーナハンが監督を務めた。 出演はジェラルド・バトラーとフランク・グリロなど。 砂漠の小さな警察署が戦場と化す一夜限りの密室サバイバル・バトル[2]。
炎のデス・ポリス | |
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Copshop | |
監督 | ジョー・カーナハン |
脚本 |
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原案 |
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製作 |
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製作総指揮 |
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出演者 |
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音楽 | (クリントン・ショーター) |
撮影 | フアン・ミゲル・アスピロス |
編集 | ケヴィン・ヘイル |
製作会社 |
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配給 | |
公開 |
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上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 |
撮影は2020年10月から11月までジョージア州とニューメキシコ州で行われ、米国ではオープン・ロード・フィルムズの配給によって公開された。
ストーリー
小さな町の警察署が、プロの殺し屋、賢い新人女性警官、そして逃げる場所がないバーの後ろに避難しようとする裏切り者の詐欺師の間で、ありえないほどの戦場になってしまう [3]。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ボブ・ヴィディック: ジェラルド・バトラー(宮内敦士) - プロの殺し屋。
- テディ・マレット: フランク・グリロ(水内清光) - 詐欺師。
- ヴァレリー・ヤング: (アレクシス・ラウダー)(國府咲月) - 新人女性警官。
- アンソニー・ラム: トビー・ハス(多田野曜平) - ギャング。
- デュアン・ミッチェル: チャド・コールマン
- フーバー: (ライアン・オナン)
- ペーニャ: (ホセ・パブロ・カンティーロ)
- バーンズ: (カイウィ・ライマン=メルロー)
- キンボール: ロバート・ウォーカー=ブランショー
- ディーナ・シアー: トレイシー・ボナー
- ルビー: (クリストファー・マイケル・ホリー)
- ブラッド: マーシャル・クック
- 州警察官: キース・ジャーディン
製作
企画とキャスティング
2020年9月、ジェラルド・バトラーとフランク・グリロが、ジョー・カーナハン監督のアクションスリラー映画『炎のデス・ポリス』に出演することが発表された。脚本は、カート・マクラウドとマーク・ウィリアムズの原案にもとづいて、マクラウドによって書かれた[4][5]。カナダのアルバータ州エドモントンでファイナンシャルアドバイザーとして働いているマクラウドにとって、初めて書き上げた脚本でもある[6]。最新の草稿はカーナハンによって書かれた。この映画は、ウィリアムズとタイ・ダンカンがZero Gravity Managementを通じて、ウォーレン・ゴズとエリック・ゴールドがSculptor Mediaを通じて、バトラーとアラン・シーゲルがG-BASE Productionsを通じて、カーナハンとグリロがWar Party Filmsを通じて制作に関与した[7]。
2020年10月、(アレクシス・ラウダー)が3番目の主役として出演が決定し[3]、その月の後半、(ライアン・オナン)、(カイウィ・ライマン=メルロー)、トビー・ハスがキャストに名を連ねた[8][9]。
撮影
主な撮影は、ジョージア州アトランタのブラックホールスタジオで2020年10月に始まった[10]。撮影はニューメキシコ州アルバカーキでも行われた[11]。同年10月2日、パンデミックが拡大中に3人の撮影クルーがCOVID-19の陽性反応を示したため、撮影は一時中断されたが[12]、撮影は10月5日までに再開され[3] 、11月20日には終了した[13]。
公開
『炎のデス・ポリス』は、オープン・ロード・フィルムズによって米国で公開予定。国際配給権はSTXインターナショナルによって扱われており、STXインターナショナルは英国とアイルランドでも配給公開した[4][5]。
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、108件の評論のうち高評価は81%にあたる88件で、平均点は10点満点中6.5点、批評家の一致した見解は「このジャンルに新しい要素を加えることは多くないが、昔ながらのスリラーを楽しみたい気分のアクションファンなら『炎のデス・ポリス』が売っているものを喜んで買うだろう。」となっている[14]。 Metacriticによれば、22件の評論のうち、高評価は10件、賛否混在は10件、低評価は2件で、平均点は100点満点中61点となっている[15]。
出典
- ^ a b “Copshop” (英語). Box Office Mojo. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “密室で探り合い&騙し合い!『炎のデス・ポリス』から『ヘイトフル・エイト』まで密室アクション&スリラー映画6選”. cinemacafe.net (2022年6月18日). 2022年6月30日閲覧。
- ^ a b c N'Duka, Amanda (2020年10月5日). “Alexis Louder To Co-Star In Action Thriller 'CopShop' Opposite Gerard Butler & Frank Grillo” (英語). Deadline Hollywood. 2020年12月1日閲覧。
- ^ a b Wiseman, Andreas (2020年9月1日). “Gerard Butler, Frank Grillo & Joe Carnahan Team On Action Thriller 'Copshop' For Open Road & STX International” (英語). Deadline Hollywood. 2020年12月1日閲覧。
- ^ a b McNary, Dave (2020年9月1日). “Gerard Butler, Frank Grillo Starring in Police Drama 'Copshop'” (英語). Variety. 2020年12月1日閲覧。
- ^ Black, Morgan (2020年9月11日). “Edmonton man's screenplay to be made into Hollywood film” (英語). Global News. 2020年12月1日閲覧。
- ^ Dela Paz, Maggie (2020年9月1日). “Gerard Butler & Frank Grillo to Star in New Action-Thriller Copshop” (英語). (ComingSoon.net). 2020年12月1日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2020年10月7日). “Ryan O'Nan, Kaiwi Lyman Join Joe Carnahan's Thriller 'Copshop' (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. 2020年12月1日閲覧。
- ^ Wiseman, Andreas (2020年10月23日). “'Halt And Catch Fire' & 'Dickinson' Star Toby Huss Joins Joe Carnahan Action-Thriller 'CopShop'” (英語). Deadline Hollywood. 2020年12月1日閲覧。
- ^ Ho, Rodney (2020年9月30日). “” (英語). (The Atlanta Journal-Constitution). 2020年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月1日閲覧。
- ^ Clark, Carol A. (2021年2月26日). “Educational Turkey Vulture 'Beauty' Lands Role In New Mexico Film Production 'Cop Shop' In Albuquerque” (英語). Los Alamos Daily Post. 2021年3月2日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2020年10月2日). “'CopShop' Action Pic Pauses Production After Three Crew Members Test Positive For COVID-19” (英語). Deadline Hollywood. 2020年12月1日閲覧。
- ^ Grillo, Frank [@frankgrillo1] (2020年11月20日). "Now what ? It's a wrap on CopShop. Film #5 in 4 yrs for @warparty_films. @carnojoe" (英語). Instagramより2020年12月1日閲覧。
- ^ "Copshop". Rotten Tomatoes (英語). 2022年6月30日閲覧。
- ^ "Copshop" (英語). Metacritic. 2022年6月30日閲覧。