渡辺 延志(わたなべ のぶゆき、1955年 - )は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。
福島県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞に勤務する傍ら、歴史資料の発掘に取り組む。新聞社では、主に学芸畑を歩む。
2013年、「松岡外交」の舞台裏とその内実を描いた『虚妄の三国同盟――発掘・日米開戦前夜外交秘史』を上梓した。
2015年10月から、朝日新聞神奈川版で「神奈川の記憶」を連載している[1]。関連して、2018年11月から2019年1月にかけて、横浜市歴史博物館で「神奈川の記憶――歴史を見つめる新聞記者の視点」が開催された[2]。
2021年、『歴史認識 日韓の溝』(ちくま新書)で第27回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。國學院大學非常勤講師。
著書
論文
- 「新聞記者から見る歴史像の現在」(『歴史評論』2011年2月号)
- 「731部隊――埋もれていた細菌戦の研究報告」(『世界』2012年5月号)
脚注
- ^ “情報紙「有鄰」559号|出版物|有隣堂 - Part 2”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ “企画展 横浜市指定・登録文化財展/神奈川の記憶ー歴史を見つめる新聞記者の視点”. 横浜市歴史博物館. 2019年1月22日閲覧。