概要その他 阿漕津空襲跡
7月24日の空襲により破損した塀の一部(
阿漕駅前)。この空襲で駅周辺は悲惨な状況になったという。
- 7月28日の空襲で三重県立図書館が焼失。1939年(昭和14年)の開館から僅か6年で姿を消すことになった。蔵書の一部は疎開させていたものの、ほとんどを焼失した[注 1]。
- 三重県内では津のほか四日市、桑名、宇治山田、(鈴鹿)、(松阪)、(上野)などが無差別爆撃の被害を受けたが、中でも津市の犠牲者が特に多く、住宅地帯への無差別爆撃が行われた。
- 空襲の10年後に、津の中河原海岸(文化村海岸)で橋北中学校水難事件が発生し、女子生徒36人が死亡。「犠牲者の亡霊によって海に引きずり込まれた」との噂が流れた。
脚注 [脚注の使い方]
注釈
- ^ 安濃郡安濃村の来照寺など8か所に移したものだけが焼失を免れている。
出典
参考資料 - 三重県総合教育センター 編 編『三重県教育史 第二巻』三重学校生活協同組合、1981年3月30日、1286頁。 (全国書誌番号):(82025909)
- 三重県総合教育センター 編 編『三重県教育史 第三巻』三重県教育委員会、1982年3月30日、1107頁。 (全国書誌番号):(84050499)
- 三重県歴史教育者協議会 編 編『三重の戦争遺跡 増補改訂版』つむぎ出版、2006年8月15日、314頁。ISBN (4-87668-151-1)。
- 津空襲
- - ウェイバックマシン(2003年10月1日アーカイブ分)
- 「戦略爆撃調査団資料」アメリカ公文書館
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