概要
狛江市元和泉の狛江駅の近くに位置し、雲松山と号す。狛江市内の寺院の中で最も規模が大きく、また市内中心部に位置することから市を代表する寺だといえる。
道路を挟んで南東に狛江弁財天池特別緑地保全地区が存在し、保全地区内にある弁財天池と呼ばれる池は良弁僧正の雨乞いによって湧き出た霊泉だとする言い伝えがある。
歴史
伝説によれば765年(天平神護元年)、良弁によって開山された[1][2]。
当初は法相宗兼華厳宗の寺院であったが、平安時代に天台宗、戦国時代に曹洞宗に転宗した[1]。
1591年(天正19年)、徳川家康の家臣石谷清定は当地に所領が与えられた。清定は当寺を旗本石谷家の菩提寺とし、衰微状態だった当寺を整備したことから中興開基となっている[1][2]。
境内
墓地
境内に墓地を有する。著名な埋葬者は以下の通り。
交通アクセス
脚注
出典
参考文献
- 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年
関連項目
- 狛江弁財天池特別緑地保全地区 - 泉龍寺境内を含む
外部リンク
- 雲松山 泉龍寺【公式】|東京都狛江市