地理
上板町北部の香川県との県境付近にある阿讃山脈に源を発し[3]、南東へ流れ宮川内谷川に合流する[1]。
(鳶谷川)との間の扇状地の東側には、泉谷川からの(堆積土)が厚く堆積している[4]。
1961年9月16日に、第2室戸台風が通過した際に、50mに渡って堤防が決壊した[5]。
1980年(昭和55年)7月から8月にかけて阿波学会による学術調査で水生昆虫相の調査が行われた際は、全体に河床の荒廃、水質の汚濁が見られた。
平成7年度(1995年度)から平成11年度(1999年度)まで生態系に配慮した泉谷川環境共生(リバーフロント)事業(親水護岸、髙水敷整正など)が行われた[6]。
中流には、徳島県内でも代表的なホタルが見られるスポットである「泉谷川ホタルの里」がある[7][8]。近年、上板町が観光開発を進めている。地元住民による泉谷協議会が管理するシダレザクラ30本が川沿いに植えられていたが、2014年2月1日、2日に新たに、川沿いの約300mに、地元住民が1家に1本の桜を植えて管理する取り組む、「うちのさくら」が始められ、70本のソメイヨシノなどが植えられた[9]。
支流
河川施設
- 泉谷砂防ダム
- 神宅砂防ダム
観光
脚注
- ^ a b c d 河川大事典(日外アソシエーツ 1991年)
- ^ 徳山豊・神野朗. “上板町の水生昆虫”. 徳島県立図書館. 2014年5月17日閲覧。
- ^ “地域概況” (PDF). JA板野郡. 2014年5月17日閲覧。
- ^ “柿谷遺跡”. 徳島県埋蔵文化財センター年報 vol.3 (1991年度). 2014年5月17日閲覧。
- ^ “昭和36年の第二室戸台風”. 四国災害アーカイブス. 2014年5月17日閲覧。
- ^ “水環境の整備状況(主な事例)” (PDF). 国土交通省. 2014年5月17日閲覧。
- ^ “ホタルが見たいのですがどこへ行けば見られますか。”. 徳島県庁コールセンター すだちくんコール. 2014年5月17日閲覧。
- ^ “泉谷川ホタルの里”. 阿波ナビ. 2014年5月17日閲覧。
- ^ “「うちのさくら」で名所化 上板・泉谷川沿い、1家族1本植樹・管理”. 徳島新聞 (2014年2月3日). 2014年5月17日閲覧。
- ^ “泉谷川ホタルの里”. 阿波ナビ. 2014年5月17日閲覧。
- ^ 青の洞門(続・ジョン一家☆只今参上)
- ^ 文化財保護事業(上板町)
外部リンク
- 川の名前を調べる地図(泉谷川)