油圧モーター(ゆあつモーター)とは、(油圧ポンプ)を動かして得た圧油を一次側から供給し、二次側から排出することで、軸の回転運動をとりだす圧力モーターの一種である。
一次側と二次側を入れ替えることで逆回転することも可能である。供給する油の圧力を制御することで、トルクの制御が可能であり、また供給する油の流量を制御することで、出力(軸の回転速度)を制御することができる。
特徴 - 長所:小型軽量の割りに大きなトルクと出力を発揮する(トルク慣性比が大きい)ため、応答性がよい。過負荷で停止した場合でもリリーフ弁の働きにより、損傷が起こりにくい。
- 短所:動力伝達効率が低い。騒音が大きい。起動時や低速時に円滑な運転ができない。作動油の油温変化で性能が異なる場合がある。圧力回路にゴム製のホースやシールが含まれる場合には、それらのメンテナンスが必要。
種類 - (歯車モーター)
- (ベーンモーター)
- (アキシアルピストンモーター)
- (ラジアルピストンモーター)
- (トロコイドモーター)
用途関連項目参考リンク - "アクチュエータ 油圧モータと油圧シリンダ" (PDF) (知りたい油圧講座4、株式会社不二越)
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