河合 悦三(かわい えつぞう、1903年6月29日-1966年8月20日)は、農民運動家。
兵庫県出身。京都帝国大学中退。筆名は名取文雄、木村荘之助。1926年日本農民組合京滋連合会書記となり、日本共産党に入る。1927年モスクワのコミンテルン本部に派遣され、27年テーゼの作成に参加。戦後、日本農民組合中央委員を務め、著述をなした[1]。
著書
- 『インフレーションの経済学』名取文雄 同人社 1933
- 『日本小作制度論 日本に於ける小作制度の本質究明』木村荘之助 叢文閣 1936
- 『日本農業生産力の前途 日本は食糧を自給し得るか』大雅堂 1947
- 『農業技術と農業革命』大雅堂 1948
- 『農村の生活 農地改革前後』岩波新書 1952
- 『農業問題入門』岩波新書 1953
- 『日本の農業と農民』岩波新書 1956
- 『労働者と農民』三一新書 1959
- 『農業と農民はどうなるか』岩波新書 1962
- 編著
- 『農業農民問題講座』全3巻 編著 大月書店 1954-55
注
- ^ 日本人名大辞典