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民主進歩党旗

民主進歩党旗は、中華民国台湾)の民主進歩党を代表する旗で、芸術家の欧秀雄(筆名は官不為)が考案した。民主進歩党の党章第1章第2条には、「党の旗は、緑地に白十字で、中央に緑の台湾をあしらったものとする」と規定されている。1986年の結党当時から使われている旗である。

民主進歩党旗
用途及び属性 ?
縦横比 2:3
制定日 1986年9月28日
使用色 緑、白

党旗の考案

当時、民進党の前身である「(党外公政会)(英語版、中国語版)」で結党を議論していたとき、出席者は「旗があったほうがいい」と感じていた。1985年末、姚嘉文の妻の(周清玉)(中国語版)は、欧秀雄が声楽家であるだけでなく画家でもあることに思い至り、彼の家に行き、その場で「1985年党外選挙後援会」が使用する旗を描いてもらうよう依頼した。欧秀雄はその場で二枚の旗を描いた。一つは緑地に白の米字旗で、中央に緑の台湾が描かれており、もう一つは緑十字で、台湾が民主主義の十字架を背負っていることを象徴している。

周清玉は、10人の党員グループと話し合うために戻った。会議では、省議員の游錫堃が、緑地に白の米字旗は「台湾が引き裂かれるように見える」と発言した。欧秀雄は、第二案として緑十字旗を提案したが、台湾人のほとんどが非キリスト教徒であったため、識別が困難であった。その後、十字旗を使用することが提案され、「一個十字,各自表述」(「一つの十字は各自が表述する」の意。「(一個中国,各自表述)(中国語版)」からの転用)が完成した。1986年8月15日、党外公政会と編連会の共催で、台北市内で「憲法施行と結党に関する説明会」と「党旗掲揚式」を行い、9月28日の民進党結党以来、党旗として使用されている。

2009年3月24日、民進党第13回全台各県市労工党部主委会議の第4回会合が開催された。金門県党部主委の(陳滄江)(中国語版)と澎湖県党部主委の(陳慧玲)(中国語版)は共同で、党中央に金門澎湖馬祖の三つの離島の地図を党旗に入れることを提案し、全会一致で支持を得た。この提案は、金馬放棄論と関連している。陳滄江によると、蔡英文党首はその場で承諾し、主管部門に直ちに検討し、金門、澎湖、馬祖の地図を図案化して、できるだけ早く党旗に加えるよう求めたという[1]

党章

民進党の党章は、当初の長方形が円形に変更された以外は、党旗と同様の意匠である。

関連項目

参考文献

  1. ^ 中央社記者:倪國炎 (2009年3月25日). “” (中国語). 大纪元网站. 2022年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月8日閲覧。

外部リンク

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