植村家政

植村 家政（うえむら いえまさ）は、江戸時代初期の旗本。のちに大和高取藩の初代藩主。

凡例 植村家政
時代	安土桃山時代 - 江戸時代前期
生誕	天正17年（1589年）
死没	慶安3年閏10月23日（1650年12月16日）
改名	幸千代（幼名）、家政
別名	新六郎（通称）
諡号	芦羽
戒名	了覚日栄本真院
墓所	東京都港区芝の如来寺
官位	従五位下、志摩守、出羽守
幕府	江戸幕府
主君	徳川秀忠→家光
藩	大和国高取藩主
氏族	植村氏
父母	父：植村家次、母：依田信蕃の娘
兄弟	家政、(直宗)
妻	植村泰忠の娘
子	(家俊)（長男）、八助、家貞、(政春)（四男）、娘（安部信之正室）、娘（(三宅重吉)室）、娘（(中根正勝)正室）
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来歴

天正17年（1589年）、徳川家の家臣・植村家次の長男として生まれる。慶長4年（1599年）10月19日、家督を継いで500石の旗本となり、徳川秀忠付の小姓に任じられた。慶長13年（1608年）、御徒頭に任じられ、従五位下、志摩守に叙位・任官される。慶長19年（1614年）からの大坂の陣では徳川方の斥候を務め、戦後にその功績で1000石を加増され、出羽守に遷任された。

寛永2年（1625年）、第3代将軍・徳川家光付となり、大番頭に任じられ、3500石の加増を受ける。寛永10年（1633年）4月には4000石を加増されて9000石の旗本となる。寛永17年（1640年）10月19日、1万6000石を加増されて2万5000石の大名、大和高取藩の初代藩主となった。

慶安3年（1650年）閏10月23日に死去した。享年62。跡を三男の家貞が継いだ。

関連文献

• 宮崎仁良『安祥譜代三河植村氏の研究』

関連項目

• 高取城